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不感症のぼくでもさすがに泣いた映画3選

はじめに言わせてください。嘘をつきました。

泣いていません。中学3年生の最後の試合で涙をながして以来、まったく泣いていない。いつからかわからないが、喜怒哀楽の「哀」がそっくり抜けてしまった。涙というものがどういうものか忘れてしまった寂しい人間である。

だから、今回紹介する映画でも涙はながしていない。けど、朽ち果てていたこころをわずかに潤してくれた。だから正常なこころの持ち主は涙が止まらないこと間違いなしだろう。


それでは、レッツ!!ティアーズ!!


『タイタニック』

つまらない。とてもつまらない。作品がつまらないのではなくて、こんな王道の作品を紹介してしまう自分がつまらない。ただわかってほしいのは、不感症でひねくれている人間でも人の子。世間一般的に感動する作品にはやはり感動するのである。

ちなみにこの作品をはじめてみたのは3年前。古い映画のわりには最近である。感想としては、主人公ジャックがどうしようもない状況から最後までローズを守る姿にこころの涙がジャージャー麵である。最後はジャックとローズがハッピーエンドでおわることが理想だったのだが、さいごはジャックが力尽きてしまった。それでもローズを守りきったことにスタンディングオベーションだ。


余談だが、よくよく考えてみるとジャックが勇敢でさわやかなイケてるやつとして見られているが、やっていることは卑劣である。男から婚約している女性を奪い取り、画家をめざしているをいいことに、女性を脱がしてヌード画を描き、あげくの果てには車の中でおっぱじめるしまつ。


リアルなら誹謗中傷で二度と日の当たるところを歩けなくなるところなのに、映画になると一躍人気者になるのもいかがなものか。フィクションだと肯定されてノンフィクションだと否定される。じつは人間が人の不貞行為を批判するのは(とくに有名人)、人としてどうとかというものではなくて、ただの嫉妬ではないのか。でなきゃ無関心でいんじゃねーか。世間がアホみたいに芸能ゴシップに食いつくから、マスコミがアホみたいな記事をかくために迷惑行為に走るのではなかろうか。

おとっとっと、余談がすぎてしまいました。すいません。次に行きたいと思います。


『余命10年』

タイトルだけでもどんな内容なのかは想像つく。そして想像どおり。とくに実話をもとにしているため、まったくひねった内容ではない。まさに「余命10年」。でも共感性の低いぼくでも主人公に感情移入し、こころで涙をながしてしまう。そもそも感動作品にひねりなんかいらない。大切なことは「人情」だと思った。

共感性の高い人は涙が止まらないと思うので、みる前に鼻セレブを用意しておくことをオススメします。秋花粉で鼻がつまっている人は鼻のとおりが良くなるかもしれないのでそのままご視聴ください。


余談だが、もし残り10年だとしたらどうするのだろうと考える。想像ができない。割り切って好きなことをしようとはならないかも。さすがにいまの仕事をやめてもっと時間がとれる仕事にするのかも。それとも現実からはなれて……ん~わからない。ただひとついえることは、死ぬまでになしとげたい燃えるものがひとつもないということ。普通か。

おっと、また関係ないことをいってしまった。もうここまできたら余談も含めて楽しんでもらいたい。


『LIMIT OF LOVE 海猿』

仲間、仕事、恋愛、人生3大要素のすべてが詰まった作品。なんども見直しても飽きない展開にあっぱれである。面白いと思ったのは、主人公が人命救助にいのちがけで望み、あらゆる困難に乗り越えながらも、さいごは力尽きてしまうところである。もう仲間の救助を待つしかない状態。そして仲間の助けがあり命ギリギリで生還する瞬間がこころに熱いものがこみあげてくる。


なんといっても加藤あいが、かわいい。セクシー。当時、中学生でありながらあまりの色気にポカンとしてしまった。ハケンの品格、ドリームアゲインなど、印象に残っている作品には加藤あいがいる。いや、加藤あいがいるから印象に残っている。

余談でした。


以上の作品が不感症のぼくでもこころで涙を流した作品でした。なんだかんだ感動系の作品はすきである。これからも感動作品を見つづけて、いつかあくび以外で涙が出ることをこころまちにしている。以上。終わり。



と思ったけど、なんかありきたりな紹介になってしまって物足りない。映画ではないですが、ちょっと変わった作品を紹介したいです。

『ネカマな男』

世にも奇妙な物語の作品。ホラーと感動が入り混じったような独特な作品。さいごはなんともいえない複雑な気持ちになる。まさに奇妙。でもやっぱり感動作品で頭にポッと浮かんできたので、感動が強いのかな。みなさまの感想を聞いてみたいはなしである。


YouTubeで流れているので暇なときにみてみてください。以上。今度こそ。終わり。



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