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自己実現って何? ~マゾローの欲求5段階説~

1 導入

こんばんは、ひろきです。今日は、自己実現のためのプロセスで大切なマゾローの欲求5段階説について解説していきたいと思います。

突然ですが、読者のみなさんは何か夢はありますか? 例えば、起業して成功したいとか、芸能人になりたいとか何でもいいですが、大きさに関係なく、持っている人が多いのではないでしょうか?

ですが、いきなり起業して成功することは、よほどの天才でない限りは難しいでしょう。そこで、今回はマゾローの欲求5段階説を用いながら、自己実現のプロセスについて考えていきます!

2 マゾローの5段階欲求説とは?

マゾローは1900年代に活躍したアメリカの心理学者です。彼は人間の欲求をレベルごとに5段階に分けて考えたので5段階欲求説と呼ばれています。5つの欲求をそれぞれ見ていきましょう。

今から紹介する順番に程度が低い欲求になっています。

人間は欲望の塊とよく言われます。だからこそ、ここまで進化できたのかもしれないですね。

① LV.1 生理的欲求

ずばり、生命活動の維持のために必要な欲求です。例えば、食事や睡眠が挙げられます。「お腹が空いたから食事を採ろう」、「眠いから昼寝をしよう」みたいな欲求が生理的欲求に当てはまります。

5つの中では程度が一番低いですが、だからこそ一番大事だったりします。食事や睡眠がないとそもそも生きていけませんから、全ての根幹を担っているといっても過言ではありません。

② LV.2 安全の欲求

ずばり、心身や生活が安全であることを指します。「健康を維持するために、定期的にランニングをしよう」、「生活をするために仕事をしてお金を稼ごう」などが当てはまります。

生きていく最低限度の生理的欲求が満たされたら、自分の健康だったり生活に気を遣うようになるのは当然かもしれません。

③ LV.3 社会的欲求

ずばり、コミュニティに所属して、他者との関わりを持ちたいという欲求です。「友達作りのためにサークルに入ろう」、「会社という組織に属して社会的な地位を得たい」などが当てはまります。

④ LV.4 承認欲求

ずばり、自分の能力を認めてほしい!という欲求です。「SNSで少しでも多くのいいねが欲しい」、「良い成績をとって皆からチヤホヤされたい」などが挙げられます。欲求と聞いたら、多くの人の頭に浮かぶのが承認欲求かもしれません。それくらい巷に溢れかえっています笑

人間は承認欲求の塊だってよく言いますよね笑

⑤ LV.5 自己実現の欲求

最後に自己実現の欲求です。一言で纏めるなら、理想の自分になるための欲求と言えるでしょうか。例えば、「プロ野球選手になりたい」、「起業して一発逆転で億万長者になりたい」とかですね。小さい子供が持つ夢もここに当てはまる気がします。

⑥ まとめ

以上が、5段階欲求の紹介になります。ここで注意してほしいのが低レベルの欲求が満たされていないと、より高レベルの欲求は頭に浮かんですらこない、ということです。

例えば、貧しくて日々の食事にも困ってしまう生活レベルの人には、健康を維持するために栄養を重視しよう!という考えは恐らく浮かんでこないでしょう。空腹を満たすことに必死だからです。

つまり、LV.4の欲求を満たしたいのであれば、LV.1からLV.3の欲求は完全に満たされている必要があります。

3 最適な自己実現のプロセスとは?

自己実現は先ほど紹介した5段階のLV.5です。つまり、自己実現するためには、生理的欲求と安全の欲求、社会的欲求、承認欲求を満たしている必要があります。

例えば、起業して億万長者になりたい!という自己実現をしたい人は、以下のように5段階欲求を満たす必要があるのではないでしょうか。

LV.1
1日3食の食事を採れる環境、しっかりとした睡眠時間を確保できる環境にある。
LV.2 
現職を辞めても生活できるような、不労所得がある程度確保されている。
LV.3
1人だけじゃなくて同じ志を持つ仲間がいる。仮に1人で起業する場合でも、頼れる味方が身近にいる。
LV.4
家族/友人などに自分がやっていることを認めてもらえる。

こんな感じではないでしょうか。勿論、本当に才能がある人は不労所得なんてなかろうと、孤独であろうと、誰にも認めてもらえなくても成功できるでしょう。

ただ、5段階欲求のフレームに当てはめて考えると、上記のようになるのではないでしょうか。勿論、一例なので異論は多くあると思いますが笑

プロセスとしてLV.1からLV.4までを完全に満たしたうえで、起業するといいのかなと思います。

4 最後に

ひろきには夢がないので夢を見つけないといけません笑 夢が無いとこんなフレーム役に立ちませんからね、、、


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