【ゆったりしたお金持ち-60】損をすることはあります
金銭的な面での損得感情には個人差があります。感情によるものなので、捉え方も人それぞれです。私は、損をしたと感じるときがあると、結構落ち込みます。なぜ損に繋がるような行動をとってしまったのかと長いこと悔やんだりもします。
一方で、得になったときは嬉しい感情がそれほど長続きしません。たまたまラッキーだったのだと自分なりに割り切ってしまうようで、瞬間的な喜びを味わう程度です。
損をしたときはなぜ引きずってしまうのだろかと分析してみたところ、同じことを繰り返す傾向あるからではないかと思いました。
例えば、ネットショッピングをする際に、細かいところまで確認せず失敗することがあります。サイズ間違え、送料の確認漏れなど、ちゃんと確認をしておけばもっと上手に買い物をすることができたのに、と思うわけです。
安いからとつい大量買いしてしまい、食品を腐らせてしまうこともあります。前回の失敗で、あれほど悔やんだのにまたやらかしてしまった、という思いがいっそう悲しくさせるのかもしれません。
ゆったりしたお金持ちは、冷静な人が多いので損をすることなんてないのかも、と思い尋ねてみたことがあります。
その人は、大きな損はそれほどないけど小さな損をすることは多々あります、と教えてくれました。
損をしたときの感情を聞いてみると、一瞬「あ、しまった」と思うのだそうですが、あまり長く引きずることはないそうです。
自分が損をしたとしても、結果的にどこかにお金が回るだけなので、誰かの懐が潤ったり、誰かが得した気分になったりするのであれば、それもアリだと思うのだそうです。
金銭的に損をしたとしても、その損を埋めるために稼げばいいだけなので大した問題ではありません。ただ、人から信用を失うなどの損失は金銭的な損失とは比べ物にならないぐらい大きなダメージがあるので、その点は失わないように常に気を付けています、とのことでした。
なるほど。あまり金銭的なことばかりに捉われてはいけないのですね。金銭的な面での感情をコントロールできる点も、ゆったりしたお金持ちに共通する点です。流石ですね。
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