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似顔絵を描くのは面白い

こんにちは。ポンさんです。

2021年から「絵を描く習慣」を始めました。使用機材は、iPad Pro(第1世代/12.9インチ)、Apple Pencil(第1世代)、アプリはProcreateを使用。
最近は「似顔絵」をテーマに絵を描いていますが、意識しているポイントが3つあります。

ひとつめは「目の描写」です。
似顔絵は、輪郭・髪型・眉毛・目・鼻・口・耳・シワなどのパーツを描くことで「顔」として認識されます。各パーツどれも重要ですが、その中でも特に「目の描写」が似顔絵に「個性」を与える重要なパーツだと感じています。「目の描写」を少しでも疎かにすると、似顔絵のモデルの方の特徴が消えてしまいます。人間の目は、上まぶた・涙腺・まつ毛・結膜・角膜・瞳孔・涙点・虹彩・下まぶた・目尻など多岐にわたります。これらのパーツ全てを描く場合と、省略して簡素化する場合もあります。目だけ描き込み過ぎても、他のパーツとのバランスが悪くなると全体の顔を印象が違って見えてきます。目の描き方だけでも奥が深いので、試行錯誤していこうと思います。

ふたつめは、「シンプルな表現」です。
必要最低限の線とパーツ、色彩、レイアウトで構成された似顔絵を描くことを意識しています。なぜなら、情報過多社会の中で、SNS上で埋もれず目を引くには、アイコン的要素が必要だからです。そして、シンプルな表現は、情報が少ない分、情報伝達速度が早く、受け手に伝わりやすいというメリットもあるからです。私は、有名なイラストレーターでも、画家でもないので、まずは知ってもらうことが大切だと思っています。

みっつめは、「リアルの追求」です。
シンプルな表現で簡素化しすぎた場合、似顔絵として機能せず、誰の顔なのか分からなくなる恐れがあります。似顔絵の本質を捉えつつ、顔の「個性」を表現するには「リアル(写実的)」も意識します。「シンプル」と「リアル」のバランスは難しいですが、この二つが上手く機能した時に、私が思い描く似顔絵の表現パターンの1つが確立すると思っています。

似顔絵を誰かに見てもらった時に、「これ誰だろう?」「これ◯◯だー!」と興味を持ってもらえた時は、嬉しい気持ちになります。似顔絵を描いている時も楽しいですが、受け手とコミュニケーションが生まれた時は何よりも楽しいと感じました。

似顔絵は、面白い。

これからも似顔絵を描き続けていこうと思います。

ではまた!

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