学び直し〜インクルーシブ教育と特別支援教育〜
我が家には軽度知的障害広汎性発達障害(ASD ADHD)の三男がいます。
彼の就学相談が終わりました。地域の小学校を希望していましたが、初めの面談で厳しいことを言われました。
そのため、新学習指導要領、中教審答申、障害のある子の手引きと学び直しをしました。その中で沢山の気付きがありました。
あくまで、現時点での私個人の意見、捉え方ですが、
文科省が進める特別支援教育と地域の自治体が進めるインクルーシブ教育の間に隔たりがあり、その狭間で地域の自治体の学校は、揺れ動いているのだと思いました。
特別支援教育で本人保護者にとって大切になってくるのが、特別な教育課程と自立活動
インクルーシブ教育で本人保護者にとって大切になってくるのが、合理的配慮
ではないかと思います。
また、個別の教育支援計画によって、医療、福祉、療育との連携をすることだと思いました。
特別支援教育とインクルーシブ教育が相互にうまく混ざり合うことで、障害の有無に関わらず共に生きる共生社会の実現につながることを切に願います。
文科省も自治体もどちらも特別支援教育とインクルーシブ教育を共に進める理念のもと、よりどちらかの濃淡が強くなっているという話なのかなと私は捉えました。
私自身は全ての子どもが特別支援教育を受けることができ、個別最適化された中で、全ての子どもにインクルーシブ教育の考えと実体験が増えていき、「みんな違っていいよね。」の理解が深まり、それぞれの強みを生かし弱さを補い合える理解が進めばよいなと思います。
最終的に地域の支援級での支援体制の話が学校から聞くことができ、本人が学んでいる姿がイメージができたため、支援級に決定しました。
ながーいながーい道のりでした。
上2人小学校に入るときには少しも感じなかった高ーい高ーい壁を感じました。それが社会的障壁なのかと。これからの長い人生幾度となく、その壁にぶつかるであろう心構えを教えてもらったように思います。
つよく、しぶとく、明るく、しなやかに、
乗り越えていこう
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