【地方移住】地元から1,200kmのところに引っ越した話
自己紹介の記事でも触れたように、私は秋田県出身、東京経由鹿児島県在住です。
直線距離を調べてくれるサイトがあるのですが、市区町村間の距離にして約1,200kmだそうです。
直行便はありません。
片手で足りるほどの回数しか訪れたこともないこの土地に越してきて10ヶ月ほど経ちますが、私が感じたことをお伝えします。
1.イントネーションの違い
最初に感じたかつ一番大変な部分がここかもしれません。
私にとって「訛り」といえば東北系の、濁点多めのあまり口を開かない話し方でした。
九州の訛りは語尾が上がる傾向にあると感じています。
名詞ですら独特のイントネーションになります。「タピオカミルクティー⤴︎」の「ティー⤴︎」の部分が上がる、みたいな。
知らない方言ばかりでなく、知っている単語でもイントネーションが違うだけでこんなにも聞き取れないものなのかと驚きました。
正確には、「聞き取ってから理解するまでに時間がかかる」というべきかもしれません。
頭の中でもう一度再生して、文字に起こすことで理解する感じです。
気を遣って標準語で話そうとしてくれている相手なので、余計に申し訳ない気持ちになります。
そのせいで人と会話するのが少し億劫になった時期もありました。
ただ、ローカル番組を見たり、夫の親戚方と話しているうちに、最近ではだいぶ慣れて、反応速度も上がってきたように感じます。
元々知っている名詞のイントネーションが違うといまだにちょっと笑ってしまいますが。
2.暖房器具脆弱問題
正直これは東京にいた頃も感じていました。
秋田にいた頃はゴツいストーブが居間にあって、ドアも閉め切り、冬は基本そこで過ごす、というような生活でした。
寒さには強いでしょう、とよく言われますが、
家の中の暖かさでいえば秋田が一番暖かかったように思います。
ホットカーペットもあったし。
エアコンの暖房だけで乗り切る冬には、いくら雪国育ちでも堪えるものがあります。
鹿児島は朝晩それなりに冷えても、日中は気温が上がる日が多いので
服装にも悩むことが多いです。
日が当たる車内とかめちゃ暑いので。
天気が良い日が多いということなので精神的には安定します。
3.植生の違い
なんだかアカデミックに聞こえますが、要約すると
至る所に南国の木が生えている!!
です。
ソテツとか、裸子植物の例としてしか聞いたことなかった
これまで実際に見ることはあまりなかった木が街路樹として植えられているので、
「南国に住んでいるな〜」ということを思い出させてくれます。
4.まとめ
引っ越してみての感想をまとめると、
「周りの人の話す言葉と街路樹が変わっただけで、そこまで大きくは違わない」
でした。
秋田も鹿児島も食べ物は美味しいし、人も温かいので (車とかめっちゃ譲ってくれる)
あまり住みづらさなどは感じずにいます。
年明けには普通自動車免許も取りに行く予定で、また新たな人との交流が生まれるため、新たな感想を抱くこともあると思いますが
今のところは順調かな、と感じています!
明日から3日までは秋田に帰省してきます。
雪も積もってめちゃ寒いらしいので覚悟して行って参ります〜。
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