見出し画像

京都浪人物語#1 | 欲しがりません勝つまでは!

再び私のプロフィールに戻ります。
入試撃沈後の選択が京都駿台予備校午前部。

志士気分で左京区一乗寺にある2食付き下宿生活を予備校生5名でスタート。三重2人、徳島1人、もう1人は同郷の脱藩浪人でした(笑)

先ず予備校の授業で驚いたのが、

受験で高得点取り方を教わるかと思ったら全くの見当違い。

受験勉強ですべき事は自分達で解っているでしょうが大前提でした。

講師によっては勉学本来の楽しさを教わり、基礎学習が主なポイントだったと記憶しています。嫌いだった古文や漢文もこうした先生に早く出逢いたかったと思ったりしました。英語の表講師は大人気で履修出来ない生徒が潜り込んできて、大盛況の笑いの絶えない授業でした。

浪人という引け目から「欲しがりません勝つまでは」のストイックな日々。唯一の楽しみが、下宿メンバー全員での風呂屋通い。開店と同時に一番風呂に飛び込むのが日課でした。

下宿があった一乗寺付近

田舎者が受けた最初の洗礼が、ポパイでしか見たことのないハンバーガーとの出会い。マクドナルドで初バーガーを食べて感激。

生暖かいピクルスは好きず〜

もうひとつの京都デビューは言わずと知れた餃子の王将。回鍋肉は自炊でよく料理する一品になりました。

イーガー(一個)を覚えたのも王将

校内テスト後、皆で繰り出したのが日活ポルノ映画館。学割を買い求めると受付のおばちゃんは、

「テスト終わったかい?」と一言。

何故知っている?暗闇に目が慣れて来ると周囲は知った顔ばかりでした(汗💦)

彼女も「欲しがりません、勝つまでは」でしたね。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?