「天職」に近づくために覚えておきたいこと
こんにちは。
突然ですが、皆さまは自分の天職について考えたことがありますか?
転職エージェントという職業柄、時々、自分の天職が何かわからないから紹介して欲しい、というご相談を受けることもあります。
占い師でもエスパーでもありません!
エージェントに相談しても普通はズバッとお答えできません。
相談していくうちに、
・どんな時に達成感や遣り甲斐を感じられているのか
・何を苦手と思われるのか
・自分が役に立てていると感じられるのはどんな時か
・どんな環境が息苦しいと感じているのか
等を少しずつ紐解いていって
だったら〇〇のような働き方が合っているのかもしれないね、
〇〇の能力を活かして道を大きく変えることも選択肢に含まれるのでは?
みたいなご提案につながることもありますが、
あくまでも働き方や環境の中で適していそうなもののご提案であり、職種を限定するものではないのです。
古狸の天職は「場末の安っぽいスナックのママ」
一般的に「天職」という言葉が使われるのは主に職業・職種のことであり、「場末の安っぽい」みたいな条件は含まれません。
なのですが・・・
例えば私の場合、いわゆる「スナック」で想像されるような、綺麗なママとお姉さんがいる華やかなお店は全く似合いません。
壁にポスターを貼った跡があったり
壊れかけた棚にグラスや酒瓶が並んでいて
古びたカウンター席だけ、古いカラオケセットが置いてあるような昭和の香りが残るお店です。
スマート、ダンディー、上品、という修飾語の対極にいらっしゃるようなお客様が、「ねぇ、ママ聞いてよ~」 なんて半分酔って泣きながら話をしているイメージ。
同じ職種でも、場所や規模・状況によって変る
「人事のプロです」
「営業が得意です」
と思っている方がキャリアアップを望む場合、職務に絶対の自信がある方でも、転職して環境が変わったら活躍できなくなる可能性だってあります。
もう一歩掘り下げて、
・どういう時にどんな力を発揮できるのか
・どういう状況で達成感や充実を味わえるのか
・それは職業によるのか、働き方なのか
・「誰と」働くのか
実はこの最後の部分が大きく影響するのですが
転職の場合は事前に確認することが難しいので、これは運を天に任せるしかありません。
その情報を補うものとして「社風」があります。
この仕事好き、と感じる瞬間はどんな時?
その幸せな瞬間を客観的に分析出来れば「天職に近づく」ことが出来ると思います。
古狸は昔から自分の天職は「場末の・・・」と幾度となく人に話してきました。
私を良く知る知人からは 「あぁ、わかる!」 なんて言われます(;^_^A
でも、実際将来お店を持とうなんて、これっぽっちも思っていません(笑)
職種は全く違いますが、今の仕事でも充分幸せを感じられるからです。
天職はともかく、転職について相談したくなったら北陸人材ネットにご相談ください!
安っぽい場末のママ以外にもちゃんとしたコンサルタントがお話を伺います♪