【ほぼ毎日エッセイ】ハンバーガーな休日
私がハンバーガーショップを利用するときにはいくつかの条件がある。
1つ。白いTシャツを着ていくこと。
2つ。小腹であること。
3つ。約束まで中途半端に時間が余っていること。
ハンバーガーを頬張ると、何かにつけて口の周りにケチャップやマヨネーズがへばりつく。
厄介なことにハンバーガーを目の前にすると誰もが少年に戻ってしまうので、お行儀の悪かった私のような人間はついついTシャツの肩のところでそれらを拭おうとしてしまう。
「うーん…ハンバーガーで手も塞がってるしここで拭きたい…!」