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自分の数歩先を歩く人と会って話をしたら

学生時代に知り合い、お世話になった方と、数年ぶりに再会した。

色々な刺激と示唆をもらった一晩だった。充実した時間だったので、記録に残しておこうと思う。


出会った時から私にとって「大人」だったその方は、当時より更に活躍の場所を広げていた。遠い存在にも感じるくらいだったが、数時間二人で話す時間をいただいたことに感謝である。

その方に出会った当時、私は学生だった。それから社会人になり、転職も経験した。今の職場はやりがいもあるし、仕事は好きだが、どんな仕事でも「楽」ではない。「楽」と「楽しい」は別で、働いていればそれなりに悩むことはある。


その晩は、仕事のことだけじゃなく、いま考えていることを全部聞いてもらった。数歩先(と便宜上タイトルには書いたが本当は何十歩も先にいる、と思う)を歩き、自分で自分の道を切り拓いてきたその方。話しているだけでいくつも気づきを得た。

自分の甘さ、将来に対する向き合い方、余白の重要性…。最近自分に向き合う時間を取れていなかったが、こうして人と話すことでも思考は整理され、次に向かっていけるものだと気づかされた。

やはり、自分が目指したい生き方を体現されている方から実際に話を聞く・アドバイスをもらう機会は非常に貴重だ。自分の未熟さを思い知らされて少し情けなくなる気持ちもあるけど。


私がその方に会ったのも、今の会社の社長に会ったのも学生時代だ。それは狙って会いにいったのではなく、自分の興味の赴くままに行動していたら、その過程で、いくつもの今につながる出会いに恵まれたのである。

今はコロナ禍もあり、新しい出会いの場に出向くことは学生時代に比べて大きく減った。そして自由な時間が当時より限られているからこそ、やりたいと思ったことに全部挑戦するのは無理だと知った。

無理やり取り組んでも、全部中途半端になってしまうし、何より体がもたない。数年前に大きく体調を崩し、それから自分が守るべき人生の軸は第一に健康であると定めているのだ(だから「健康第一」という言葉があるのだな、、)。

しかしそんな中でも新しい世界に飛び込んだからこそ得られるものがあるのも事実である。

「新しい物事に挑戦すること」「自分の生活を守ること」楽しく生きるコツとして、このふたつのバランスをいかにとっていくか、が私の課題なのかもなあ。

書いているうちに話がどんどんずれてきてしまった。あの晩いただいた気持ちを忘れないうちに、自分と向き合い、目指す方向に向けて少しでも軌道修正していこう。

自分で生きていく力は養いつつも、心に余裕のある人間でありたいものだなあ。

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