アクティビティブックは、子連れ旅の味方
初出 2017/06/01 Blogger「PonoLipo 子ども Lab」
アメリカでは、手のひらサイズのものから絵本サイズのものまで、様々なアクティビティブックが、街角や本屋さん、ちょっとしたドラッグストアなどなど、いろいろなところで販売されていました。これは大人でいえば雑誌のような感覚で、線をつないで絵を作ったり、迷路をしたり、塗り絵をしたり、簡単な言葉や数字のクイズに答えたり…という知育的な裏付けのある遊びが、いろいろたくさん詰まった遊び絵本です。好きなページから好きなように楽しくできるように工夫されています。その子にとっては、楽しく自由に遊んでいる感覚で、実はその年齢に必要な知育要素をおさらいしていくことができます。
ハワイに住んでいた頃、夏休みに子どもを連れて日本に長期間里帰りする時など、何冊も買い込んで行ったものです。東京のマンションや両方の実家へと旅する間中、アクティビティブックは、大活躍しました。いつものおもちゃや絵本が無い旅先で、ちょっとしたスペースで広げて遊べる絵本です。特に飛行機や新幹線など、静かに座って大人しく時間を過ごさなければいけない間は、本当に重宝しました。
3才以上から、ぼちぼちこうしたアクティビティブックで遊ぶことができるようになります。シールがいっぱい入っているものや、抜き型になっていて組み立てて遊べるものや、クラフトになっているものなどなど。あれこれ選ぶだけで、大人も前のめりで楽しくなるアクティビティブックは、子連れの旅行をワイワイ楽しく会話が弾み、親子とも楽しく思い出深いものにしてくれます。
日本の幼児教育でよく見るワークブックの場合、課題が優しい順に並んでいるなど、教え込もうとする側面が大きく、子どもにとっても親にとっても余り楽しくも面白くもないお勉強になってしまうものが多いのですが、欧米のアクティビティブックは、自由度が高くその子自身の感覚とペースで好きにできることが特徴です。
欧米のアクティビティブックが、教え込むタイプの日本のものと決定的に異なることは、その子が苦手で好きじゃないことと一緒に、その子がびっくりするくらい得意で上手なことが何か、周囲の大人が気づくことができる点です。その子が得意なこと、上手なことにフォーカスしておもちゃや絵本を選んでいくことができるようになる起点としても重要な意味を持っています。
子どもが4歳の時にハワイへ行くことになって、4年間子育てした時に、「私と子どもの問題ではなく、道具立てが違えば楽しく仲良く一緒に遊べるんじゃないか」と、私自身しみじみ実感したのが、このアクティビティブックとの出会いでした。
この夏、長時間の移動を伴う子連れの旅行を計画されている方は、こうしたアクティビティブックを活用されてはいかがでしょう。ぜひ一度、自由度の高い欧米の知育アイテムを使うと、自然と子どもと打ち解けて会話が弾んで楽しく過ごせるということを体験してみて下さい。
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