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わが家の食育がたどり着いた境地

息子がケーキを食べ残した

父の70歳の誕生日。

父は無類の甘党で、自ら食べたいケーキを調達してきた。


行きつけのケーキ屋の生クリームのデコレーションケーキと、ホールのアップルパイ。

予想通り父らしいチョイス。

節目の誕生日だし、とやかく言うつもりはないんだけど…

気になるのは息子の反応だった。


と言うのも、僕たち夫婦は食育に気を配っていて、息子(3歳)に砂糖の味を覚えさせないように気をつけている。

息子からしたら、ケーキなんてのは誰かの誕生日にしか食べられない「究極のおやつ」。

だから、生クリーム&アップルパイという魅惑のコンボを目の前に、「もっと食べる!」と騒ぎ出すんじゃなかろうかと思ったんだけど…


息子の反応は意外だった。

上品にカットした生クリームケーキをフォークでちょんちょんつついては、

チビチビチビチビ食べるって感じで、結局半分残した。


帰り道の車の中、息子が言った一言がなかなか衝撃的。

「あのケーキは甘すぎて…」


彼の味覚は、白砂糖の強い甘さをtoo muchだと感じたよう。

3歳ながら、自分なりに判断して食欲にセーブをかけるなんて…


わが家の食育が次のステージに進んだようで嬉しい出来事だった。

これを機に、父も甘いものをセーブしてくれたら良いんだけど…

手作りのおやつを作ってあげたらいいのかしら。


※白砂糖の害については、今さらいう必要はない気がしてるけど、

 おさらいのためにそのうちまとめようと思っています。



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