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ハラスメントをする人は「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない

もう十年以上前になりますが、私はママ友のモラハラにあっていました。側から見ると、断然、私の方が強そうに見えたと思うのですが、裏側では内弁慶なママ友の執拗なハラスメントに参っていました😵‍💫笑

ある時、そのママ友が私に嫌味な感じに、
「あなたは、しょっちゅう『ありがとう』『ごめんなさい』っていうね。私は、『ありがとう』も『ごめんなさい』もとても大事な言葉だから、そんなに簡単に言わない」(言えよ🖐️笑)
というようなことを言われました。
私の『ありがとう』や『ごめんなさい』が
軽々しいと言いたかった様子🤷‍♀️

ハラスメントをする人は、相手が心を込めて謝ったり感謝したところで、それを受け入れることは滅多にありません。

プライドが高く、人への要求が強いハラスメントピープルは、決して満足することはありません。

彼らのいうことを聞かなければ文句を言い、彼らのしてほしいようにすれば文句を言う。そして、戸惑った被害者が萎縮すると、萎縮させた自分が非難された気がするらしく「私が悪いっていうの?!」と逆ギレします。

これは、嫌がらせというより、彼らにとっては、コミュニケーションなのです。

当時の私は、その友達の自分本位で意地悪い気持ちに押されてぐったりしていました。満身創痍で、歯向かう体力がなかった。
心が折れて、すっかり自信もなくし、バカみたいに理不尽なことを言われても「そうなのかな」と申し訳なさそうに言うしかできせんでした。

元来、私はなかなかの自信家でなのですが、笑
モラハラは、その唯一の取り柄である自信すら私から奪い、ほんと苦しい時期でした。

自身も自信も取り戻した今、改めて思うのですが、やはり些細なことでも、相手に「ありがとう」「ごめんなさい」といちいち伝えるのは、とても大切なことです。
当たり前のことですが…😅

私がモラハラママとのやりとりを他の友人に話すと、呆れ返っていました。そして、怒りながら、私にこう言いました。
「それって、どれだけ、その人が、あなたに『ありがとう』『ごめんなさい』って言わせてるんだって話よ!失礼しちゃうわ。相手にすることないのに。そんな人、よくないよ!」と。
とても、ありがたい言葉です。

本当に、その通りでした。
しかし、モラハラ地獄の渦中にいた私は、頭がおかしくなっていたので🌀😵‍💫「いや、でも、私が悪いのかも」と間抜けに反省していました。

そして、恐ろしいのが、モラハラに合うと、ハラスメントをする人の目が厳し過ぎて、他の人と会えなくなっていき、こういうまともな友達の方を避けるようになるのです。
また、もちろん向こうも(まともな人)、こちらを敬遠するようになります。(変な人と付き合っている人からは、離れるのが、賢明な判断です👍)

この一連の流れは、ハラスメントの典型的なパターンです。ハラスメントをする人は、不穏な空気で揺さぶることで、相手の心に隙を作って、入り込むのです。

タチの悪いことに、彼らは、ハラスメントも、そんな駆け引きをしている自覚はありません。とにかく、自分のプライドを守るためだけに相手を徹底的に叩くのです。
(ちなみに彼らが共通してよくする言い訳が、「自分を守るために仕方なかった」です。仕方ないことあるかいってね🖐️笑)

自分に自信がないので、相手の自信を崩すことで、同等になろうとする。
このテクニックは、彼ら自身が、同じようなことをされてきた経験から、身についた行動で、一種のコミュニケーションです。

常に「恩を着せる」「いちゃもんをつける」。
すると、必然的に被害者は「ありがとう」「ごめんなさい」をいう回数が増えてしまう。
ハラスメントとは、そんな「システム」なのです。

また、彼らの考えでは、「ありがとう」「ごめんなさい」は、言った人の立場が下になると信じています。
プライドが高い彼らは、自分を下げたくないので、「ありがとう」「ごめんなさい」は言いたくないのです。それを正当化するためにも「私は、言葉を大事にしているから、気軽に謝らない(感謝しない)」なんて馬鹿げたことを言ってしまう。

ある時、形だけ「あなたには感謝している」
とイライラ顔の棒読みで言われたことがありますが、その言葉には「こんなやつに感謝するなんて」という気持ちがこもっていて、不快だったこともあります。

ハラスメントに関係なく、
「ありがとう」「ごめんなさい」は当たり前に言える、心の軽快さを持ちたいものです。

ありがたいと思う気持ち、申し訳ない気持ちは、相手への敬意。ちゃんと言葉にして伝えたいです。

ハラスメントは、弱っている時にカビのように心の隙に入ってきます。弱っている時、疲れている時には、身の回りの人選を気をつけたいものだと、ひしひしと痛感しています。