虹の橋をわたる !?
最近のSNSでとても気になることがある。
それは、〇〇ちゃんは虹の橋を渡りましたというフレーズと写真。
なぜ、死んだと書けないのだろう、それ以外でも薨る逝くなど、日本語はいろんな表現があるのに、
どうしてメルヘンチックな言葉で死を包み込んでしまうのだろう?
死は厳粛なものでメルヘンではない。
この前友人から
「虹の橋のたもとで待ってる子もいるのよね」と言われ
「んなの、あるわけねーだろうが」と答えてしまった
「ええ〜!ひどい」と返されたが、
ペットが家族ならあの言い方の方がひどい
「今日、おばあちゃんは三途の川を渡りました」とは言わないと思う。
家族の死んだ姿など、人目に晒さない。
生きてる時の写真をながめて、懐かしむ。
一緒に暮らしたペットを死なせるのは、精神的にも肉体的にもとてもキツイ。
ペットを飼った事がない人があのSNSを見てどう感じるのだろう。ホントに虹の橋をわたると思う人もあるかもしれない。すごくフワフワとした死?
なんか、けったクソ悪いなぁ!
私たちも犬も猫も死ぬのは同じだ、この地球上にいるものは産まれて生きて死んでいく。
すごくシンプルな流れで、死ぬ事だけを特別視しては行けないと思う。
ましてや、キレイな言葉でごまかしてはいけない。
でないと生きる事さえ、きれい事になりそうだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?