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カナダに行って思ったこと

コロナ騒動が始まる前の年末に、滑り込むようにして短期留学を終えた私。
今思うととてもラッキーでタイミング最適でした。

行った先はカナダのバンクーバー。
それまで保育の仕事一色で、仕事が途切れることもなく働くしかなかった私。
いや、というよりもその他の選択肢を知らずに育ってきた私でした。

それでも昔からの夢だった英語の勉強を、働きながら独学で進めるのがとても難しくて、ちょうど働いていた職場が給料が良くて貯金も溜まってきたところだったので、お金を使って短期留学することができる!と思い切って行動しました。

留学を考えるときに


私は留学が初めてだし誰も知っている人がいない土地に行くこと自体不安で仕方なかったので、エージェントに申し込んで余計にお金がかかりました。

これから留学を考えている人や、もし私が今後また留学に行くとしたら絶対にエージェントは必要ないと思います。

直接学校に連絡することもできるし、宿泊場所は安いところいくらでも探せると思う。むしろエージェントに頼まない方が自由に日程も決められるし楽かもしれない。

ちなみに私が通ったのはCloud 9 collegeというところです。

先生たちも明るくて、日本人の生徒もそれなりに多いので安心感もありました。
午後は選択クラスで、日本人だけのクラスもありましたよ。
全体の割合的には、当時はメキシコやブラジルから来ている生徒が多い印象です。

ちなみに私のクラスは私以外全員メキシカンでした。笑

みんな明るくて優しい子たちだった。


実際に私がカナダに住んでいた期間はたったの1ヶ月。これも今となっては短すぎた。エージェントに頼まなければもっとお金節約できたのに!悔やまれます、、、。
留学を考えるなら、エージェントではなくまず経験のある人に聞くことをおすすめします!

バンクーバー国際空港

入国審査など機械で日本語を選べるので、言葉で困ることはなかったです。



2019年の11月中旬から私の留学生活が始まりました。まず初めに、バンクーバーの空港について話しておきましょう。
空港はとっても綺麗でした。

そして私が心配していたような直接の会話をしなければいけない場面はほとんどなく、たくさん機械が設置されていて、画面を見るとさまざまな言語を選ぶことができるので“日本語”のボタンを押せば全て日本語で渡航の理由など選ぶことができます。安心!

ただ、次にどこへ向かえば良いのかわからずウロウロしていたり、明らかに困っている素振りを見せても誰も助けてくれません。
日本では常にお客様のことを気にかけて動くのが当たり前なので、そんな甘い考えは通用しないのだと実感しました。泣

そしてカタコトの英語でボソボソ喋っても無愛想に対応されるだけです。
日本のようなサービスを当たり前と思ってはいけませんね。


最後一瞬だけパスポートを係の人に見せる場所があり、私の前の人がめっちゃ質問されて別の場所に誘導されていたのですごく緊張しましたが、私の番になると何も質問なく通してもらえました。

その差はなんだったんだろう。
出身国の治安などによるんだろうか。

それを考えると私は日本に生まれてよかったけど、生まれた場所によってそんなふうに見る目が変わるのはたまったもんじゃないよな。

カナダの交通機関

カナダの電車はシンプル!東京で暮らしてたから余計そう感じました。


そして空港から出ると、電車のカードを作って乗り方を教えてもらいました。
Suicaみたいなカードを作ってそれをタッチして改札を通ります。
カードを買うための機械にもちゃんと言語を選ぶ画面があるので、日本語を選べば間違えることもなく安心です。

カナダのバンクーバーって日本の東京みたいなイメージだったけど、電車の路線はたったの3本!
中心地から空港に行くか、田舎に行くか、ちょっと別の方に行くか、みたいな感じでした。
迷うことはないのでこれは良いかも!と思いますが、路線がシンプルな分めっちゃ混みます。なのでみんなバスもよく使っているみたい。

バスの乗り降りがちょっと日本と違うので注意

降りたい時はドアを触ると開くようになっています。

基本的にバスは前から乗って真ん中のドアから降りるタイプでした。

そして必ずみんな乗るときは“Morning“とか言って、降りる時は“Thank you!”って運転手さんに挨拶する!とっても気持ち良いですね。
私も初めは恥ずかしくて言えなかったけど、最後は大声で言えるようになっていましたよ。

電車のカードでバスにも乗れるので、乗るときにピッとして帰りは何もせず降りれます。日本と同じですね。

私が初めてバスに乗ったとき赤っ恥かいたのは降りるときです。
まず降りたいときに日本だったらボタンを押しますよね。
しかしカナダのバスはボタンがなく、運転席から後ろの方の席まで窓の上の方に紐が貼ってあるんです。
降りたい駅の前になったらその紐を引っ張ると“おります”の合図になるってわけです。面白いですよね!

紐の存在はあらかじめホストファミリーから聞いていたので問題なかったのですが、その後バス停に着いたときに、私はぼーっとドアが開くのを待ってしまったんです。
だって、東京のバスは次降りる人がいたら絶対自動で開くじゃないですか?

しかしカナダのバスは降りる人が自分でドアを開けることになっているらしく、
ご親切にドアにも書いてあったのですが、当時全く英語の文字を読もうという気がなく(笑)、
ぼーっとドアの前で立っていると運転手さんになんだか大きい声で怒鳴られて、近くのお客さんが
「あんた初めてなの?」
みたいな感じで助けてくれて、
なんとかバスから降りることができました。

みなさん、カナダのバスは紐とドアに注意ですよ!

また、私が留学している時期ちょうどバスの運転手によるストライキ運動があり、1日だけバスが走っていない日がありました。

賃上げを要求するためのものだったらしく、日本じゃ考えられないことなので驚きました。

良くも悪くも、状況を変えるために行動できることは素晴らしいと思います。
日本でもそのような文化が根づけば、愚痴を言うだけじゃなくて何か変えようと動く人が増えるんじゃないかな。

しかしちょっとショックだったのは、若い白人男性のホームレスがいつも同じ駅前にいました。
こんなに若いのにホームレスになってしまう、なんだか格差社会や実力社会の残酷さを見た気がしました。

1ヶ月過ごした印象としては、バス停が多くてわかりずらいのはやはりどこも一緒だなという感じ。その代わりに電車の路線はわかりやすく、乗り換えもほとんどないので良かったです。

おそらくみんな車を所持していて、車移動の方が多いのだと思います。やっぱり広いですからね!

交通機関の話だけで終わってしまったので、次の記事ではホームステイでの出来事やバンクーバーおすすめのカフェなどについて書こうと思います。

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