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ありがたや福祉サービス

※写真は記事になんら関係のない、昔作ったポンデケージョというパンです。


私は精神障害者です。未成年から20代前半にかけて、体調の波でまあまあ人生キツかったのですが、ここ数年は症状が軽くなり、昔よりも楽です。ぶっちゃけ、今現在が人生で1番幸せだと思っています。

私が回復してきた理由として、福祉サービスを受けられるようになったことが上げられます。

高額だった治療費・薬代が、自立支援医療を利用して1割負担になったことで多分一生続く通院の負担が減り、何が自分の症状を改善する薬なのか試すことができました。

障害者手帳を取得することで、たまに行く美術展に無料や割引で入場できたり、後述する支援を受けられるようになりました。

私の住む自治体では、福祉パスという市営のバスと地下鉄に定額で乗り降りできるものがあります。それを利用することでボランティアに通うことができ、作業をする練習ができて体力をつけることができました。

就労移行支援事業所に通うことで、オフィスソフトの操作方法やや体調を整える手段を学び、就職活動も支援してもらって、障害者雇用で働けるようになりました。

障害年金をもらうことで、就労移行支援事業所に通う時も交通費等で困らずに済みました。

障害者雇用で仕事に就き、配慮を受けながら働き続けることができました。また、定着支援を受けることで仕事上で困ったことを支援員さんに相談することができました。

症状のせいでひきこもっていた時期もあった自分にとって、福祉サービスは外に出るための、社会と繋がるための手段となりました。本当にありがたいことです。

今は仕事を辞めてしまい求職中ですが、今後も福祉サービスを利用しつつ、自分なりに頑張って生活を送りたいと思っています。

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