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あれ?あれ?

「るろうに剣心 伝説の最期編」(2014)を鑑賞。

※Filmarksより

日本征服を狙う志々雄真実との決着の回。


人気の理由は、やはり漫画がすごくおもしろいらしく、敵味方関係なくどのキャラクターもかっこ良いらしいですね。
アニメが放送されていたのはわたしが小学6年生のころ。修学旅行のバスの中で、ジュディアンドマリーの「そばかす」をみんなで歌ったっけ。

本作、わたしが1番印象に残ったのは神木隆之介くん扮する「瀬田宗次郎」。彼は志々雄真実の右腕で剣心と張るくらいツヨイ。彼のスタイルは脚力を生かした瞬発力、スピード感のある技。
突撃の前にけんけんしたりするのもおもしろい。

志々雄を倒すべく剣心は砦(船)に向かいますが、そこに立ちはだかる「瀬田宗次郎」。
本来互角、なんだけど、ここに来るまでの間に原点に立ち返って自分を見つめ直し、帰ってきた剣心は一皮剥けたのか一枚上手だった。

宗次郎(神木)「あれ? あれ?」
自慢の俊足がうまく動かず、こんなはずじゃないのにな?感の宗次郎。
このシーンが1番好きだ。
(Googleで「るろうに剣心 神木隆之介」と検索欄に入れると「足」て出てきた。笑ってしまう)
「強ければ生き、弱ければ死ぬ、それだけだあーーー!」
最後はこう叫んで、結果剣心に負けるけど、逆刃刀だからやっぱり一命は取り留めてるはずだよね?

他にも、名台詞が多い作品だなと感じることが多々あって、
志々雄の「お前の物差しで測るんじゃねえよ」
を書いておきたい。

これは、志々雄が剣心に追い詰められたのを庇い立ち塞がった由美(志々雄の女)を、志々雄が刺しちゃうシーンより。由美を刺したのは偶然ではない。由美を刺すことにより、そのすぐ目の前いる油断した剣心ももろとも刺すことを狙ってのことだ。

愛する人を自ら殺してまで?!
自己中心的な志々雄を剣心は理解できないが、志々雄は一言
「お前の物差しで測るんじゃねえよ」
て言う。

そうだよな。
志々雄と由美にしかわからないことがあるわな。
当人同士にしかわからないことってある。
というか全てにおいてそうじゃん。
人には人のことなんてわかんないよね。。。

なんかいい言葉、ごもっとも。って思っちゃった。




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