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ケビン・コスナーかケビン・コストナーか木村拓哉か

某映画雑誌をパラパラとめくっていたら、「ケビン・コストナー」と書いてあるのを見てたいそう違和感を覚えたのは、中学に上がった頃だっただろうか。

わたしの知ってるのは「ケビン・コスナー」であって、「コストナー」ではなかった。当時ケビン・コスナーにどハマりしていた母に早速報告すると「英語の発音や表記的には、それが正しいんかもしれんな」と母は言った。

なんで。
ケビン・コスナーは「ケビン・コスナー」じゃ。
「コストナー」って。まず呼びにくいではないか!でもこれからは英語の時代。つまり「コストナー」が主流の時代になってしまうのだろうか?

いつしかその映画雑誌は買わなくなってしまい、「コストナー」の時代が来たのかどうか確かめぬまま、現在に至っている。


そんなケビン・コスナーの有名すぎる映画「JFK」を今更鑑賞。

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            ※画像はFilmarksより


歴史的事件、「ケネディ大統領暗殺事件」をまじめに描いた大作。実際の映像も使われていて全体的に記録映画かと思うほどリアル、さらに本作はフィクションでありながら、かなり真実に迫っていると思われる映画。子どもの頃何度も目にしたVHSは、上下巻に分かれていたのを思い出す長編作。

見応え満点、申し分なく本当に面白かったのだが、途中でこのケビン・コスナーが木村拓哉にしか見えてしょうがない。いや、だからどうというわけではないのだが。ただ美しい顔というのは万国共通の何かがあるのかと思ってしまった。

ケビン・コスナーにどハマりしていた母は、同じくケビン・コスナー主演「ウォーターワールド」(1995年)を見て、それ以降お熱が冷めてしまったようだった。

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            ※画像はFilmarksより

その理由、子ども心に分からなくもなかった。

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