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困った人

今日はこの映画を観て涙流しっぱなし
「ウォルト・ディズニーの約束」(2013)

※Filmarksより

妹から借りた、ジブリ&ディズニーDVD群の中にペラっと入っていた一枚。あまり期待もせず適当に再生してみた一枚。こんなに感動するとは予想を裏切られた一作でした。


ウォルト・ディズニーが「メリーポピンズ」を映画化した際の裏話。偏屈な著者P.L.トラヴァースを口説き落とし、ディズニー映画の名作が誕生するまでの実話が元になっています。


「なんだこのババアはぁ?!」て一人で観てても口から漏れそうになるくらい、「メリーポピンズ」の原作者トラヴァースは面倒くさい老婦人。

ひんまがってる、相手の言葉を素直に受け取らない、一言多い。そのせいだろうか、彼女はどこでだって、いつも一人でいる。

その印象が変わってくるのが中盤以降。
物語は最初から、二つの時代を行き来しながら進んでいきますが、たんだんと明かされてゆく彼女の過去に、涙なしでは観られない。
わたしは特に子供には弱い。
涙がツーツーターターと流れました。
「ウォルト・ディズニーの約束」というタイトルからは、ちょっと想像できない内容でした。

世界中から愛されている「ディズニー」。
当時すでに成功を収めていたウォルト・ディズニーは作中、トラヴァースから「金のことしか考えていないハリウッドの人」と偏見を持たれますが、あれだけ大きな夢の世界を作り上げるのも並みのことでは成し得ないよなぁと、思ったのでした。


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