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事前準備しか勝たん


新年明けましておめでとうございます。こんにちは。ポンコツです。
今日はとある企業(自動車教習所)に提案をする上で読んだ書籍の感想をnoteに残しておくぅ!

まず簡単に自己紹介を。
現在、地方国立大学の4年生で、採用支援・人材紹介系の会社を設立・運営中。現在会社は2期目社員は自分1人インターン生が3人程度の小さな企業だ。
2025年10月末までには年商2億円を目指しているが、現在はその10%も満たない売り上げしかない。
このnoteでは、私の企業を成長させていくまでの過程やそこで学んだことを発信していく予定だ。
ちなみに、勢いだけが取り柄の文系大学生だ。アドバイスよろしくお願いしますぅ!

では早速、本日読んだ書籍の内容をご紹介する。
主に今回の書籍で書かれていたのは、大阪にある"高石自動車スクール"という企業が業績をV字回復させるまでの軌跡と具体的な施策についてだ。

今回、なぜこの書籍を購入したかというと、提案のヒントになるのではと思ったからだ。今度提案にいく企業様(自動車教習所)が業界全体が右肩下がりであるということや社員の高齢化に課題感を持っていたので、そこに対して採用や人材育成のヒントをこの本から得られないかと思って読み始めた。それでは内容をアウトプットしていく。

全体像の把握

この本の全体像を先に書いておくと、、、

業績不振

早く免許が取れる!という商品が当たり、売り上げが増加!

最初は社内の雰囲気も良くなってきたが、徐々に疲労が見えるように、、、

社長が人材育成や環境整備が必要だ!と実感

株式会社武蔵野という会社を例に、経営計画書や環境整備の仕組みを作った

仕組みづくりに成功し、社員が自発的に動くように

10年間で売り上げ40 %増・20代の社員が4割という結果が出た。

といった感じだ。
私は採用支援の会社を行っているので、今回は採用支援という点で参考になったことを書き出しておく。

採用ターゲットを見定める

自動車学校などが採用に取り組む上で重要だと思うのはやはりターゲットの選定だ。なぜかというと、採用ターゲットによっては自動車学校の業務内容や働き方に興味を持つ人がいるからだ。

自動車学校の採用担当さんと話をすると、「人気が無いから...」「福利厚生がね...」と自虐的な言葉を発する方が非常に多いのだが、それは一般論に過ぎない。人に教えるのが好きという方や、クルマが好きという方は少なからず自動車学校の仕事に興味があり、現に入社している人も数人いるはずだ。
そういった人がいる学校や活動的な時期を狙って採用活動を行うことができれば、毎年1〜2人の採用は無理な数字では無いと思う。

ちなみに、高石自動車スクールは「公務員試験に落ちた人を狙った」という記述がある。理由は、試験に慣れており、指導員の試験も受かりやすく、離職率も低いというデータがあったからだそうだ。

以上のように、捉え方によって採用活動への姿勢は変わってくるため、採用担当の方はぜひ自信を持って採用活動を行っていただきたい。
また、最近入社してきた社員に入社の理由を聞くといいのではないだろうか。仕事内容が好き、通勤が楽、教える仕事を探していたなど、人それぞれの動機がある。それらの声を言語化し、魅力として発信していくことで、すでに活躍している社員のような就活生を採用できるかもしれない。

キャリアプランを示してくれない会社はNG

次に重要だと思ったのはキャリアプランの明確化だ。この会社に入ればどんなスキルを身につけることができて、どれくらいの年収・時間を得られるのか。そのモデルケースはどのような感じか。これらのプランを明確にしておくことで、社員自身の主体性も高まってくると思う。

高石自動車スクールでは、入社後に資格取得や指導員としてのデビューを目指してもらうらしい。本来であれば、それぞれの期間や資格取得によってどれくらいの給与が上がるのかなども明示した方が良いが、入社後にすべきことが見えているだけでも十分だ。

昨今の就活市場において、離職率が問題となっているが、入社後の環境やキャリアプランなどを入社前から明確にしておくことで、少しはミスマッチも防げるのでは無いかと思う。
就活生からすると、なんの成分が入っているかも分からない食品を食べるようなものなので、企業側はできるだけ情報開示を行なって欲しいと思う。

以上2点が、この書籍を読んでみて参考になった点だ。その他にも、経営者として参考になった点はたくさんあったので、改めてnoteにでもまとめたいと思う。
特に、社員が掃除をしたくなる仕組みや経営指針書を読ませるための仕組みは大変参考になった。

それでは!また明日。


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