【創作大賞感想】君はピンピンカートン探偵社を知っているか?
(衍字では)ないです。
こんにちはこんばんは。
初めての感想記事です。対戦よろしくお願いします(?)
そのうち感想記事でも書くか~と思っているだけだったんですが、創作大賞感想の波に乗ろうと思いました。現金ですねぇ。
(チラシの裏のメモ書きより抜粋)
ということで(どういうことだ?)
金山儲太郎さんの小説の感想なのですが……。
まず、最初にとても重大な話があります。
小説ですわよ! というタイトルは世を忍ぶための仮の姿……。
正式なタイトルは以下の通り。候補が三つあります。
「異世界人、ぜんぶ轢く!」
「ドライブ・舞・ハイエース」
「PINPIN!クソカー」
私は勝手に「ピンピンカートン探偵社」と呼んでます(作者の意向ガン無視)。
ということで「小説ですわよ」こと「異世界人、ぜんぶ轢く!」もしくは「ドライブ・舞・ハイエース」もしくは「PINPIN!クソカー」の感想です。
とても親切な概要ですわよ。
第1話ですわよ。
まとめ読みに嬉しいマガジンですわよ。
(神出鬼没のですわよマダムのお節介ですわよ)
こちらのお話が一体どのようなものかといいますと……まずはあらすじをご覧ください。
何も知らない人が見ると程度の差はあれ最後の一文で混乱が生じそうですが、何一つとして間違ったことは言っていない上に普通に激熱展開なので困る。ほんとにケツにウナギを捻じ込むシーンとそこに至るまでが激アツなんですよ。……そんなことある?(あるんだなこれが)
感覚としては「下ネタを大人向けにしたでん○ゃらすじーさん大長編」に近しいかなと勝手に思っています。各方面から「一緒にするな!」と怒られそうだ……。
舞台はS県の南部に位置するちんたま市という架空の都市(県庁所在地)。架空の都市(県庁所在地)です。都内へのアクセス良好だと書かれているのでおそらく関東地方のような予感がします。そんな架空の都市(県庁所在地)です。駅前では「お兄さん、乳首どうっすか。ピンピンですよ」というキャッチが歩いているだけではなく、医療用大麻解禁を目標とする市長選立候補者が、大麻の葉のステッカーが貼られた選挙カーで演説をしているというごく普通の町。もちろんバ○ラカーも走っています。 \高収入~/
トンチキが多すぎて太字強調が大活躍。
そんなちんたま市には最近「返送者」と呼ばれる人々が出現するようになっていました。
この「返送者」というのは異世界に転生するはずの人が転生しそこなって戻ってきたり、転生したのに問題行動を起こしてこちらに返品された人たちのことです。おとなしく暮らしていればいいのにたいていは何かしら問題を引き起こして犯罪をしたりなんだりとやりたい放題。おかげでちんたま市の治安と住民の知能指数が低下しているという社会問題に発展。
そんな「返送者」を元の異世界に送り返す仕事をしているのが「ピンピンカートン探偵社」です。表向きはふつうの探偵業ですが、ピンカートン探偵社とは一切関係がない(重要)。概要紹介でも太字協調されてるからな!
そして、主人公の水原舞はこのピンピンカートン探偵社で、相棒の森川イチコと共に返送者を片っ端から轢いて異世界へ送り返していく……。というのがあらすじ。タイトル候補の「異世界人、ぜんぶ轢く!」はそういうことです。
ともかくこの話は女子ふたりの相棒もの!
ちなみにAIに書かせたバージョンが存在し、こちらの舞とイチコはしっかり百合になる。AIくんの趣味がよく分かるぜ。
↑妄想全開の二次創作を読んでるときの気分を味わえるぞ!
ゴロロロロ……。
(ちんたまTVのニュースに登場した、屋良瀬川のヤラセちゃん)
世界観もぶっとんでいるなら登場人物も結構ぶっとんでいます。番外編(第一部と二部の間)にて登場した七宝珊瑚ちゃんが(過去の境遇はともかくとして)普通の女子高生なのが逆に個性なくらいにはみんなどこかしらにツッコミどころがある。逆に珊瑚ちゃんが馴染めてるのがすごい。かわいい。
美人社長と燕尾服の老執事のいる探偵社と聞くとめちゃくちゃオサレでなんかよく分からんけどジェーム○・ボ○ドとか出てきそうだな……! って思いがちですが残念ながら出てきません。ただしシ○ベスター・スタ○ーンらしき人は出る。
まぁみんなでJリーグカレー食べてるアットホームな職場だからね。仕方ないね。
で、そんな中に私のお気に入りがいます。
軍団くん!
ピンピンカートン探偵社で主に後方支援などを担当する無職のバカ(公式設定)9人です。
その技術はハッキング、奇襲、情報操作、潜入、昼食の準備と様々なところで発揮されます。
暇なときは草野球をしており、腕前は社会人チーム並み。なんなら作中ではコールド勝ちしてます。
ゴールド、シルバー、ホワイト、パープル、レッド、イエロー、グリーン、ブルー、ネイビーブルーの9人が居て、全員例に漏れなく個性的です。
そもそもブルーとネイビーブルーってなんか被ってない? と思った方はご安心ください。
作中でもツッコミ入ってるので大丈夫です。
ともかく軍団くんたちは野球チーム。とっても仲がよいです。
なかよしですねぇ~(裏声)。
みんな個性的で誰かしらいい感じに刺さると思うのですが、後半に登場するレッドくんがめちゃくちゃいい子で推せる。
ただ、とあるエピソードの潜入任務で全員が同じポカをして失敗したのが延々と読者の脳裏に付きまとうことになるので、そこがまたバランスよくできてるなぁと思います。
拳に友と愛の文字が刻まれている、仲間思いの熱血好青年も、
影が薄くて誰からも気づかれない、ネガティブ美形も、
口から日本刀を取り出せる、オールバックなインテリ(詐称)のメガネも、
同じポカをした軍団の仲間だょ……!(※こんなノリのメンバーがあと6人もいる)
ちなみにめちゃくちゃなのはピンピンカートン探偵社のメンバーのみならず、返送者の面々も能力含めはちゃめちゃです。放電の能力に追加されたのが乳首を避雷針にする能力だったりします。男性陣の下の避雷針は守られた。
でもたまに馬鹿げていてもすごい能力もあります。自分と同じメイクをした視聴者を洗脳・操作するカップルYouTuberの女とか。
kenshi鬼つええ! このまま逆らうやつら全員ブッ殺していこうぜ!
(炎上中のコメント欄より)
で(唐突)、肝心の感想を少々。
ここまでほとんど推しの話しかしてない気がするのですが、正直この話は初見の衝撃や「そうはならんやろ(なっとるやろがい)」感を楽しんでほしいところがあるので、あんまり、こう……ネタバレしたくないな~というのはあります。
好きなシーンとか山ほどあるんですが、それすらもネタバレ……軍団のところは遠慮なかったのにね。 なんとか支障ないところで言うと、舞とイチコが立ち食いそば屋で蕎麦を食べるシーンでしょうか。
あったかい肉蕎麦と半カレー……。
美味すぎて、馬になったわね……。
(とある立ち食い蕎麦屋の口コミより)
このシーンの描写がめちゃくちゃよくて、蕎麦食べたくなってくるんですよね。ストーリーの状況はあっと驚く感じのことがあった後、なのですが、だからこそ「ほっとする」雰囲気があります。
全体としてシリアスとギャグがほどよく折り重なっているのですが、温度差で風邪を引くということは(あまり)ないのもポイントです。
※全くないとは言わない(保険)
あと、この手の話にありがちな「ギャグでシリアスが無惨に壊れる」こともない(個人の感想)ので、そこもめちゃくちゃ新鮮。
私も正直ギャグの元ネタについては100%理解できているわけではないのですが、それでも面白い。
ひとまずこのカオスな感じを皆さんにも楽しんでもらえたらな~と思います。
とりあえずは、kenshiの正体が判明するところまで読んでもらえたら……嬉しいです。
……。
これだと感想文じゃなくて紹介文では?(正論パンチ)
「だまらっしゃい!!」
「おかーさん! このnote、どうして感想パートに入った途端太字強調がすくなくなっちゃったの?」
「やめなさい!」
(ちんたま公園の親子の会話)
感想文改め紹介文・おわり
最後にも一度リンクはる❗お前ら読め😤
説明✌
第1話✌
まとめやつ✌
最高最高最高❗❗みんな読め🙏🙏🙏
読んだやついる⁉️ありがとう🙏🙏🙏👏👏👏👏
(とある女性に宿る相撲の精霊より)
気の利いたことを書けるとよいのですが何も思いつきません!(頂いたサポートは創作関係のものに活用したいなと思っています)