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6月から覚めないで

私にとって6月は『また夢の中で会おうね』の月。 まったく意味がわからないだろうけど、 なんだかじとじとと雨が降って生活に慣れてきたこの月はちょっとたちどまって過去と未来に思いを馳せやすいような気がする。 とくに今年は学校と図書館の往復の生活で、雨の日も家でゆっくり本を開いたりすることに時間を使ってみていたから、曇りが多くなって雨音が聞こえるこの気候はザ・モラトリアム期間という感じで、今の自分にずいぶんとしっくりきていた。 まだまだ6月から覚めたくない。 夢の中で会おうね、くら

    • 欠点

      「こんなの余裕だよね」って期待されてそんな気になって信じられないほどのレジ誤打をするとか、 大好きな教授に話しかける勇気がないとか、 この日飲まない?って誘われて内心渋ってたら結局呼ばれなかったりとか、 知ってるような顔で相槌したせいで齧りもしてない英語パンクを聴きまくる羽目になったり、 授業に30分も遅刻したからもうみんな終わったと早合点して発表はじめちゃったり。 「これぞ私の人生^^」 という感じの出来事がはてしなく積もっていく。 ここ最近はこんなふうに欠点が

      • 曾孫の顔がみたい

        私はずっと「結婚しないし子供産まない」って公言してて。親とか、祖父母、いわゆる親戚に。 理由としては、結婚と出産に必要性と魅力を感じないこと、かならずしも一緒に暮らしていきたい人が異性とは限らないこと。 簡単にいえば、私の思い描く自分の幸せに、「家族」「子供の可愛さ・成長」みたいなものが一切ない。子供は好きだけど、子育ての大変さと犠牲と苦悩をこれでもかってほど妹で味わったし。 この人生で優先したいものが他にたくさんある、とでもいおうか。 父方の祖父母はすこしだけ封建的なと

        • あけがた

          これまで調子に乗って書いた文たちの見境のなさ 視野の狭さ、奥行のなさ はずかしい、もっともらしく書いて 考えているうちの走り、表面っつらでしかない AM 4:36。 今日をあきらめればすぐにでも眠れる あしたがそこまできている 瞼が落ちかけてる、日が昇り始めている 今日を終わりたくない なにもないのに なにもないから 弱弱にぶれぶれで どこかにしがみつきたくなってる はあ 私の文はどこに帰結するんだろう、 だれの話に落ち着くんだろう、 いいなあそんなの、素敵すぎる。 どこへ、

        6月から覚めないで

          さほさんの誕生日

          ゆるやかな、話がしたい。 今日のよるごはんは餃子だった。 120枚。パパと私と三女で包んだ。 塩加減とかきまぐれに入れたもやしとか、 焼き加減と大葉の加減がバランス良くて、 「20年に一度の最高傑作だ!」って喜びながらたくさん食べた。テレビで流れてた千鳥かまいたちが面白くてずっと3人で喋りながら食べていた。 今日はおばあちゃん家に行った。 母方の実家で、徒歩15分。ひいおばあちゃんとおばあちゃんの姉が住んでいる。私の祖母は2さいの頃に他界してしまって、ずっとこのお姉さんが私

          さほさんの誕生日

          誰かの一番になる

          短い話。むかし好きだった人、が「誰かの一番になるってどんな気持ちなんだろう」「人生で一回はなってみたい」とかって書き込んでいた。 これを深夜に呟くってことは好きな「誰か」がいるまたはいた、そして片思いなんだろうな、と思う のは一旦置いておいて。 クソーーー‼️悔しすぎる‼️あんたは知らないだろうけど、こっちは毎秒会えることを願ったり自転車置き場で白いロードバイク探したり、一緒に帰りたくて傘買ったり、一緒に食べるために毎日チョコボール買って渡したり。あたまが狂ったんじゃな

          誰かの一番になる

          恋愛のかたち

          初noteがこの話題になるのはちょっと気恥ずかしい抵抗があるのだけれど、それでも自分の中で今の時点で整理しておきたくて。書きます。 『デミロマンティック』なんて言葉がいまTwitterで話題になってる。私もこれだ!っていう方向が多いのかな。とはいえこの話題がこんなにもある程度の新鮮味を持って広がることにすこし意外性を抱いていて。なぜかというと、私にとって身近な話題だったから。アロマンティック、リスロマンティック、ヘテロロマンティック……、他にもホモ、ガイノ、アンドロ、クォイ

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