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良き本「すべての女子はメンヘラである」

よくアマゾンを徘徊していると、ああこれは、とピンとくる本があり。で、kindleを持っているので、書籍より安いkindle版をその場でポチることが多々あり…

これもそう。kindle買いの悪い所は、即手元で読めるようになってしまうところ。熟考の余地なく、買ってしまう。が、ゆえに積み本がトンデモナイことになる。

マンガも読めるが、さすがに読みにくいというのもある。かさばりがちなマンガこそ、kindleで持ち歩きたいんだけど、そもそも相性が悪いのでしょうがないのか。

それで今回ランキングも上位だったこの本「すべての女子はメンヘラである」

即ポチで読みましたが良かったよ~。中でメンヘラレベルの解説があるのだけど、私は最重度の一つ下、「二人の間に警察官か医者という登場人物が現れる」でした。すげぇ~~~~~~。(その上には隔離もしくは逮捕しかない)

今やもう、そして伝説へ…なんて思い出すけど、相手だった旦那の人格形成にはすーごい負の負担をかけていたのだと思うと。そして、家族の事を思うと。白目になってしまう以外にやりようがない。

ゴメンネ、あの頃の私はおかしかったの!ではすまない。根本の改善というよりは、ただただ年を取ってそこまでやる体力が無くなった(これはめちゃくちゃでかい)のと、いわゆる「年を取って丸くなった」的なことやと思う。

あとは、夫が普通に社会人となり色々忙しく心の余裕が少なくなるにつれ、メンヘラホイホイから脱し「あらっ?これはこれ以上迷惑かけたら、普通にいなくなるわこの人」と思ったからであった。まぁ、そこまでくらいにはメンヘラ具合がやわらいでいたのかもしれない。(でも、未だにカミソリを買う時には「切ったりしないよね」と一応確認される。)

この、私がハードメンヘラだった時期は元旦那と付き合い初めてからだから20歳そこそこから34歳位までか。警察が来たりしてたのは、30超してすぐ位?学生時代には、彼氏だった旦那の家に警察と救急車を通報で乗り付けさせるという…今や自分でもドン引きしかしない事やってた。よくそんなんやって捕まらないとでも思ってたのか…!?

その有り余るパワーは仕事でも発揮され、迷惑がられても引っ張って行ったり(迷惑になってることを全然気づいてなかった)、ステータスだけ求めて有名企業や大学病院を転々と転職するうちに病み、鬱沼にすっかり浸かって一時まったく仕事ができなくなる事態となる。

それが33~34位の事。今思えば、この時期位に子供を作っておくべき年齢じゃなかったのか、と。

だが、まったくそんな事は欠片たりとも思い浮かばず、うつ病で仕事ができず静養中の人になっていた。

(しかもこれで完治したわけでもなく、うつ病診断書提出で退職ばっかりがこの後も続き、職歴ばかりが大量に発生。すでに履歴書の職歴欄が足りない)

はっ。まぁ、未だに心の病の沼に足を入れながらの生活をしているわけだけれども、ハードメンヘラはさすがに脱し、だがまだ「普通に(健康に)働く」という事は出来ずにいる。

私のような元ハードメンヘラも、その後遺症に苦しむ人も、そして本を読むにつけどの人でも素養は必ずあるということ、メンヘラと対峙しているメンヘラホイホイの人、あるいは普通に生きにくいと感じている人におすすめの本でした。

こういった本に必要な「読みやすさ」も十分。

目次なり、手に取ってパラパラするなりでちょっとでも惹かれる事があればぜひご一読いただきたい。

最近はtommy先生の本(祝:2冊目発売)とこの本に癒されました。

暇があればスマホを眺めてブルーライトといらん情報で不健康になるよりは、よっぽどよっぽど良い!

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