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世界で一番すきな外国のことば

一生で学べる外国語は、そんなに数ないんじゃないかなと思います。そもそもの能力もあるし、必要性や時間という要素もある。私なんか怠けゴコロだらけなので「お金払ってるし」辞められないみたいな感じで、だらだらロシア語の勉強を続けています。

だけど、旅行で使う言葉は別!自分で行きたいところへ行くのだから、観光用の会話集をさらっとでも勉強して行きます。旅先で使ううちに、こんなシチュエーションで使うのかな、とか分かってきて、随分と時間が経っても覚えている言葉があるものです。ということで私が、好きになった外国のことばベストスリーを勝手に発表します。

①位 メルハバ Merhaba (トルコ語)

トルコ語で「こんにちは!」です。すごい好き。メルハバーって音が明るくて好き。世界で一番好きなことばかもしれない。トルコのイスタンブールは、憧れの地でして、学生の頃、1回行っただけですが、会話集で言葉を探しながら探検しました。

中がふわっふわで外がパリパリしたパンに、チーズとハムを入れて、鉄板でぎゅーっと押していくホットサンドや、カットしたトマトやキュウリ、揚げた肉団子をつめたピタパン、目移りするようなキレイなゼリーのお菓子などなど、街角でメルハバーと言いながら買い食いしまくってました。ほんとトルコ行くと太りますね。

②位 ファージャンシル 화장실 (韓国語)

どこの国へ行くにも「トイレ」の言葉はマストですが、韓国語の「ファージャンシル」の響きが一番すき。

都内で道に迷っていた韓国人を、お酒を過ごしたボスが拾って「飲み直し」に連れてきてしまった。というご縁で仲良くなったキムさん。「遊びに来てください」の社交辞令にのっかって、ソウルに遊びに行きました。焼肉や鍋、屋台からお洒落なカフェバーなど色んなお店を案内してくれたんですが、食べる飲むとセットになるのが「ファージャンシル」。日本でおいしい韓国料理を食べる度に、パブロフの犬のように思い浮かぶ言葉です。

③位 パルドン Pardon (フランス語)

「ちょっとごめんね」というニュアンスかも。「パル」の「ル」に空気が入るみたいな音が好きです。学生のとき、ユーレイルパスでヨーロッパを回って、すごく便利なことばだと思いました。列車の中でちょっと通して~というときに色んな国の人たちが気軽にパルドン、パルドンと言ってました。私も真似してパルドン、パルドン言ってました。この気軽さが好きです。

まぁでもフランス語が好きかといったら、ビミョーです。私は、大学で第二外国語として取っていたのですが、本当に文法がキライでした。1年の文法の先生は何かプライドやこだわりがあるようでえらく厳しく、適当さが許されなかったんです。フランス語と言ったら構えてしまう感じでした。パリへ行ったときも英語がほとんど通じなかったし、馬鹿にされてる感があったし。ヘンな男にフランス語で絡まれて、よくわからないし、気持ちわるいしでぷちんと切れて、道端でわーわー泣いて、びびらせてやりました。思い返すと恥ずかしいですが。

まぁ、大体、どこの国へ行っても赤面するようなことを1つ2つやらかしてるものですけどね。ふふふ。

「メルハバ~」を思い出して、なんだか明るい気持ちになりました。皆さんも外国語ですきなことばはありますか?




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