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アニメ『ワールドトリガー3rd』第10話感想

とうとう10話です!なんですが、最終戦がはじまりません。3rdシーズンはどこで終わるのだろう、気を揉んでしまいます。とはいえ今回は、細かい設定がわかる回で、あっという間に終わってしまいました。

決めるのはチカ自身と、隊長の修だ

とうとう、チカが勇気を振り絞り「人を撃つ」ことを、皆に宣言しました。この場面のやり取りは3rdシーズン全体のハイライトのひとつです。チカのセリフにも心打たれのですが、1つだけセリフを拝借するとすれば、遊真の「決めるのはチカ自身と、隊長の修だ」です。

1stシーズンではまず、日本にやってきた遊真が、新しい環境に適応しようとします。遊真はしばしば「これをやっていいかな」と「お目付け役」のレプリカに聞きます。レプリカは常にこう答えます。

「それを決めるのは私ではない。遊真自身だ」

レプリカは、遊真の父が生存中作った万能のトリオン兵で、彼らの旅にずっと同行していました。このセリフは、父から遊真へのメッセージというか願いなのではと私は思います。その大切なことばを、ここで使うか、と。これまでの経緯を思い出して、目頭が熱くなりました。

トップ絵は、チカの宣言のあと、栞さんの横からチカをうかがう遊真です。(公式Twitterより)

王子と蔵内は初期弓場隊のメンバーだった

今回は公式データブック(BBF)以降の設定がわかる回でした。一番へえと思ったのが王子たちが初期弓場隊のメンバーだったこと。前回、パワハラじみた弓場の威圧的な姿を思い出し、蔵内はともかく王子には全く合わないだろうなと思いました。

そして、王子のあだ名シリーズでは、ヒュースが「ヒューストン」。イントネーションだと「ヒュースとん」って感じ。弓場隊の旧メンバー神田は「カンダタ」。元ネタで、芥川かドラクエ、どちらを想起するかで世代が分かれるかもw

さて、次こそ最終戦が始まります。括目して待ちましょう。


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