些細な違和感に立ち止まる
(絵 poniponi)
いやほんとにね。お風呂で本(主に小説)を読むのが至福の極致なのだよね。ベッドやら椅子に座ってやら車の中でやら、色々な場所で読むけれども、やっぱり湯船に浸かりながらゆらゆらと本を読むと、何事にも代え難い唯一無二の幸福感を味わえる。
実はこれ、ブログなんかに何度も書いてきたことなのだけど、なんだか時々急に書きたく(言いたく)なる。まあ書きたいことは何度書いたっていい。きっと誰のためにもならないけれど、でも誰も困らない(はず)。文章というのは誰かのために書くもの(だけ)ではない。
誰も困らず、そして誰のためにもならないくだらないこと。そんなくだらないことの中に大事な何かを発見することも(多々)ある。ちょっと気になること、些細な違和感。なるべく簡単にスルーしないように生きたいなと、お風呂に入りながら大好きな長嶋有さんの『ルーティーンズ』を読んでいて思った。
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