学び直し!英会話フレーズ100📝#073 something to write with
Hello Japan from Australia! ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
ゆずぽんのイングリッシュレッスン、略してPonglish!
『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、即戦力になるフレーズをご紹介していきますので、お楽しみに!
Let's enjoy Ponglish!
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【Review】
前回は相手が冗談を言っていると思った時の3単語の相槌をご紹介しましたね。
今回はゆずぽんと会話してみましょう!私がみなさんに話しかけますので、昨日のフレーズで返事をしてください。昨日ご紹介したレパートリーの中から答えてくれてもOKです!
I'll be a cook!
-You are kidding!
いつもカロリーメイトばかり食べている私が、自炊を始めるならまだしも、料理人になるなんてこと...ねえ?😂
Are you kidding? Just kidding!などのレパートリーもご紹介したんでしたね。
後半は現在進行形と現在完了形の継続との違いも、例文から考えたんでしたね。
問題はだいぶ遊んだものにしましたが、わかりましたか?
【Today’s Phrase】
今回は、文ではなく便利な4単語をご紹介します。丸ごと1文ではないフレーズをご紹介するのはちょっと久しぶりですね。
something to write with
筆記用具
somethingは「何か」という意味の名詞なので、もともと意味がとてもぼんやりしています。
#10 のフレーズでは、主語として使われていましたね。「急用ができちゃって!」という表現でした。覚えているでしょうか。
この時も、何が起こったのかは言っていなくて、ただ「何か」と言っているだけです。
今回のフレーズは、この単語の後ろにto+動詞の原形(不定詞)を続けて、何かの使い道を説明しています。今回の不定詞は、名詞を説明しているので、形容詞の役割をしていますね。
文中では普通の名詞が入るところに入れられます。
Do you have something to write with?
何か書く物持ってない?
なぜwithで文が終わるのか、という疑問については、後半にて解説します。
write withの位置に動詞を入れれば、割と色々なものやことが表せます。
something to drink:飲みもの
something to take on:着るもの
something to eat:食べ物
こんな感じですね。
a penなどの具体的なものを言ってももちろんOKですが、今日のフレーズを使うとその動作をするためのものであればなんでもいいことが伝えられるというわけです。
【ひっくり返して名詞】
ここでは、「何か書くもの」というときに、どうしてwithを入れる必要があるのか、という問いにお答えしたいと思います。
これを考えるには、まず、「名詞化」を知っておく必要があります。一旦日本語で考えてみましょう。
次の①②のうち、「文」はどちらだと思いますか?
①白雪姫はリンゴを食べた
②白雪姫が食べたリンゴ
いかがでしょう。おそらく、①が文として句読点をつけられる気がしたのではないでしょうか。
一方②は、使われている単語はほぼ同じですが、「文」とは感じませんね。絵画や作品のタイトルなら②が相応しい気がします。
②を文にするのであれば、
白雪姫が食べたリンゴは、あの博物館に展示されている。
あそこに落ちているのは、白雪姫が食べたリンゴじゃないか?
文の内容はともかく、こんなふうに、文が長くなりますよね。
実は、①を名詞化したものが②なのです。
語順を入れ替えることで、1文として成り立っていたものを名詞とその説明にする操作のことを名詞化(体言化)と言います。
日本語の場合、説明したい単語を一番後ろに持ってきます。先に説明してから本体を伝えるんです。[ ]の中は、リンゴの説明になっていますね。
②[白雪姫が食べた]リンゴ
一方、英語はここでも真逆の語順を取ります。
まず本体の名詞を言って、説明を後から続けて行くんですね。
(これを文法的には「後置修飾」と呼びます。読んで字のごとく、説明部分を後ろに置いて修飾する形をまとめてこう読んでいます。日本語は言うなれば基本「前置修飾」ですね。)
an apple [Snow white ate]
これが名詞化です。説明したい単語を、日本語ならその塊の最後に、英語なら先頭に出して、残りを続けることで文を名詞の塊にできるというわけですね。
さて、そろそろ筆記用具を英語だとsomething to write withと、withが最後に残る理由がわかった人もいるのではないでしょうか。
筆記用具は、ペンなどの書く道具ですよね。
ということは、ペンを書くのではなく、ペンを使って書く(ペンで書く)ので、write a pen ではなくwrite with a penと表現します。
この表現のwithの後ろにある単語を、説明される名詞として先頭に出すので、以下のようになります。
something [to read]
→[read] something (何かを読む)
something [to write with]
→[write with] something (何か"で"書く)
【Let's Try!】
今日は、名詞を修飾する全体的な方法について解説しました。ここでいきなりマスターしなくて大丈夫なので、語順を入れ替えることで文中での役割が変わることを知っておいてくださいね。
今日はまた英訳問題です。3問頑張ってみてください!
①なんか書くもの持ってない?
②何か読み物が欲しいなあ。
③ 彼には話し相手が必要だね。
ヒント
↓
③不定詞で後ろから修飾できるのは、何もsomethingに限りません。
話し相手:[おしゃべりする]友達
【Sapmle Answer】
今日もあなたはすばらしい!!
①Do you have something to write with?
②I want something to read.
③He needs someone[friends] to talk to.
友達と話すのは、talk to someoneと、toが必要です。だから、今日のフレーズと同様に、文の最後にwithが残る、一見奇妙な文が完成するわけですね。
Today’s lesson is over. Thank you for reading!
I'm always looking for something to write about. So please let me know if you have any questions!
Have a happy day with Ponglish٩( ᐛ )و
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