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「お金がない」を楽しむ旅〜金欠ワーホリコンビの高原1dayロードトリップをいくらで満喫したか〜


【はじめに:youtubeはじめます】

Hello from Cairns!
相変わらず1ヶ月前に自分が何をやると言ってたかとか、すっかり忘却の彼方に行ってしまうほどの怒涛の日々を過ごしています。いやだめだ、1ヶ月前には新年の抱負を勝手に作ったので、流石に忘れてる場合ではありませんでした。忘れたくないことはメモに書いて壁に貼るようにしているのですが、メモが多すぎて背景と化している今日この頃です。

さて、それはそうと今回の記事は、大変シンプルに「旅行記」となっております。ただ、タイトル通り特別なお知らせも兼ねておりまして。

なんとびっくり、合宿やら記事やら色々と活動してきた 「ケアンズを千倍楽しむ方法」略して #ケア1000 が、この度youtubeチャンネル開設にまで漕ぎ着けました!

ローカライズのプロ(自称)ことゆずぽんと、真の表現者を志すケアンズワーホリ仲間のエイジくんとのyoutube企画です。

ケアンズって、グレートバリアリーフとキュランダだけじゃないんやで!
こんな楽しみ方知らなかったやろ

って感じで、ケアンズワーホリ2人がしゃべくり散らかしながらあちこち探検して回るチャンネルです。 行ったことなくても無駄にケアンズに詳しくなれます。 専属イラストレーターにちはるちゃんまで迎えて、ついに1本目の動画の公開日が決定しました👏

動画の方では、観光地の感想にとどまらず、ケアンズでのワーホリライフのリアルや、知ってたところでケアンズにこない限り役に立たない発音情報などもしゃべくり散らかしております。ワーホリ、観光問わず、「ケアンズまだ行ったことないけど気になってる」という人のために、現地でしばらく暮らしている私たちが実際の、有名どころ以外を中心にご紹介していきます。
1ヶ所目から4ヶ所目の見出しの下に動画の公開予定日を掲載していますので、楽しみにお待ちください。

一方のこちらの記事では、私たちが訪れたところに実際に行ってみたい人のために、ゴリゴリのリアルをお見せしていきます。何にいくらかかったかも、最後にバッチリまとめてありますので、お金はないけどロードトリップに行ってみたい!という方はぜひそこだけでもご覧くださいね。

【0ヶ所目:minicar rentals】

とりあえずロードトリップには車が不可欠。というかケアンズを1000倍楽しむなら、公共交通機関だけではなかなかしんどい。そのため、車を借りるか、車を持っている人と仲良くなるか、車を運転できる友達を作るか、まあどんな方法でもロードトリップに出ることをお勧めします。

てことで、当日の朝8時にバイト先であるminicar rentalsで車を借りることになっていました。事前に予約をしておけば、当日することはほとんどありません。

ただまぁ、案の定遅刻しました。
車以外の予約もしていない旅なので、油断してましたね…ボケーっと来たバスに乗ったらね、普段の倍時間がかかるやつだったんですわ…。朝っぱらからポンコツをかまし、相方であるエイジくんに遅刻連絡。

うちなーんちゅタイムならぬケアンズタイム同士、息はぴったりでした。
レンタカーも、30分程度遅くなるくらいなら一報入れておけば全然心配しなくて大丈夫。
予定より1時間遅れの9時半にようやく合流して出発!!……の前に。コーヒーの調達をします。

寄り道①:goose cafe

私もオーストラリアに来るまでは知らなかったのですが、オーストラリアはコーヒーの国でもあります。その辺のカフェのコーヒーがやたら美味しいんですよね……この日向かうアサートン高原にも、コーヒー農場もあったり、キュランダコーヒー豆をわざわざ買いに来る人もいるんだとか。

元々カフェに行くのは好きでしたが、ケアンズに来てから確実にコーヒーの消費量が増えました。

この日立ち寄ったのは、そんなコーヒー激戦区とも言えるケアンズシティでもかなりの人気店であるグースカフェ。レンタカー屋の2.3軒先です。店内もおしゃれで、ノマドワーカーさんもちらほら。現在は日本人のバリスタの方も働いています。

結局誘惑に負けてアイスラテの他にアーモンドクロワッサンもつけてしまいました。カフェでコーヒーとクロワッサンとか、マフィンというのは定番ですし。2点でしめて$14。オーストラリアは時給が高いことが最近メディアでも話題になっていますが、それもそのはず、物価も高いんです。だからアメリカドルみたいに$1=100円で換算してると大変なことになります。

【1ヶ所目:穴場ワイナリー】

朝ご飯と道中のお供も調達して、いざアサートン高原ロードトリップへ!
ケアンズで一番有名なのはなんと言っても世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフ。おそらく次いで日本で人気なのは、キュランダ村でしょう。コアラと写真を撮ったり、3回見ると幸せになれると言われている青い蝶々ユリシスをみたり、ヒッピー系のお土産物屋をひやかして歩いたりできる、山の上の小さな村です。行き帰りをキュランダ観光列車とスカイレールにして、車を借りなくても丸1日過ごせる、ケアンズ屈指の観光スポットでもあります。

まあ私たちは行きませんが。
有名なところに行っても面白くないし、なんと言っても観光名所になっているところでは、お金がかかるのです。金欠二人の懐には耐え難い。
てことで、キュランダ村へ向かう山道(Kuranda Range)を登って、キュランダには行かずにスルーしてアサートン高原の最初の目的地に向かいます。

それが、このDe Brueys winery。アサートン高原の有名なワイナリーは、Golden Dropsというマンゴーワインを扱っているところがあるのですが、こちらはマンゴー以外にも熱帯地方の他のフルーツを使ったワインも扱っているとのことで、ニッチな方を選んでみました。個人的にパッションフルーツワインが気になったもので。

ケアンズ市街を離れたらあるあるなのですが、お店の周りが不安になるくらいなんもない。看板こそ立っているものの、本当にこの先にワイナリーがあるのかと不安になるようなところでした。でもちゃんとあった。

午前中から飲む気満々。ルート的に最初に行くのがちょうどよかったんです。私がふざけているとかではなく、クイーンズランドの交通法では、血中アルコール濃度の限度が日本よりも高く、ビールを1杯引っ掛けて帰るくらいならセーフなのです。ハンドルキーパーとして他人の命も預かっているので、私は本当に舐めるくらいで、度数が高いものは断りながらですが、それでも6種類くらいは試飲を楽しみました。詳しい様子は動画にて。

個人的に美味しかったのは、意外にもお目当てのパッションフルーツ、ではなくライチワイン。酸味と甘味のバランスがちょうど良く、西洋版の梅酒という感じでした。

幸か不幸か、私たち以外に平日の午前中、オープン直後からワインを楽しもうなどという酔狂な人間がいなかったおかげで、お店の方と、彼のわんこも気兼ねなくおしゃべりを楽しむことができました。

コロナ前は結婚式やお祝い事の会場としても使われていたそうなのですが、現在はワイナリーのツアーや私たちのような個人的にくるお客さんのみ受け入れて細々と続けているとのこと。ワインはどれも甘くて飲みやすく、女性にウケの良さそうなものが多かったです。ソーダ割にしてもお勧めだとか。

お値段は、フルーツワインはどれも1本$20。もう少し度数の高いリキュール系でも$50以下なので、そこまでお財布にも響きません。$20なんて、下手したらマクドナルドの1食分にもなりかねない国なのを考えたら、安いものです。

お店の裏にはかつてパーティパーティ会場だったバルコニーがあり
綺麗な池?沼?とアサートン高原を眺めることができます。

10本程度のワインやリキュールの試飲飲みなら、一人$7。どれか1本でもワインを購入すると試飲代は無料になるとのことで、近々ケアンズを発つ梅酒好きの友人に、1本お土産として買って帰りました。現在は店頭販売とオンラインでしか販売していないとのことだったので、お気に入りの1本を見つけに行ってみると楽しいと思います。お代わりはオンラインでできるからね。

寄り道②プチミュージアム

目的地その2に向かう途中、道端に出ていたマンゴー屋台にも立ち寄ってみます。スケジュールに制限がないので、気になったところにふらりといけるのは、気まぐれ猫気質にはありがたい、ロードトリップの利点ですね。運転好きだし。

ケアンズ周辺では、ファームも多いので、直売所や無人のバナナ屋台が出ていたりします。私たちがふらりと立ち寄ったのは、マリーバからアサートンの街へ向かう途中にあるトルガ(Tolga)という小さな町のマンゴー屋台。せっかくだから、と、マンゴーの熟れ具合の見極め方も聞いたりしながら、破格の値段のパッションフルーツを購入しました。1つ¢20と言いつつ、既に5個入りになっていた袋にぽいぽいぽいっとおじさんがおまけで袋に詰めてくれ、全部で8個を$1で売ってくれました。直売所のいいところですね。

私たちのようにドライブをする人が一休みできるよう、小さなカフェと、それから小さな歴史博物館も併設されていたので、入ってみることに。かつて駅だったというその博物館には、タイプライターや電話など、かつて最新だった道具たちが静かに並んでいました。

ぱっと見分かりにくいかもですが、記念スプーン???のコレクション。

一番興奮したのは、トトロでさつきちゃんが使っていたのと同じタイプの壁掛け電話を見つけた時。案内してくれたおじさんは、その昔電話の交換手(Telephone operator)をしていたそうです。当時の電話にはダイアルがなく、交換手という人たちが電話を受けて、繋ぎたい相手を聞き、その人にかけていたそうです。それが今や手のひらサイズで持ち運べるとは、技術の躍進を感じます。でも同時に、交換手の人たちはどこかのタイミングで職を失ったということ。電話が発明された直後には、最新のお仕事で、きっと花形だったはずなのにね。そう考えるとちょっと寂しさも覚えました。まあ全部私が生まれるより前に起こった話ですが。盛者必衰、諸行無常。

それはそうと、このおじさんの説明でダイヤルが聞き取れなくて何度か聞き返している英語講師歴10年のぽんこつを拝むことができるので、ぜひ動画も見てみてくださいね。いやほんとに聞き取れん。なんか特別な、昔しか使われてなかった単語かと思ったらdialって言ってた。おいこらケアンズ、いやアサートン英語や。頼むぜ。

マンゴーの熟れ具合を教えてくれたり、英語の訛りは強めだけど昔の話を聞かせてくれるおじさんたちのいるこの博物館はなんと無料。ありがてぇ。

寄り道③道の駅

お次の寄り道は、アサートンの街の直前にある道の駅的なお店、The Humpy Nut World。地域の野菜から、お土産物まで雑多に売っているお店で、日本語のガイドブックにも立ち寄りたいお店として乗っています。みたことのないハーブがあるかと思えば、ケアンズでのお土産としても有名なジビエジャーキーやコーヒー豆、ご当地グッズが置いていたりと、眺めるだけでも色々な発見があります。

ちょっと小腹が空いてきていたり、おもしろ雑貨もあったのですが、いかんせん我々は金欠コンビ。「帰国前のお土産下調べ」ということで、ウィンドウショッピングに止めました。えらい。

【2ヶ所目:人工パワースポット】

寄り道、というかただ単に地図に欺かれて迷子になるなどというおもしろハプニングもありつつ、次についたのがアサートンの街。Athertonという地名は、マリーバなんかも含む高原全体を示すこともあれば、1つの町を表すこともあります。我々がここで到着したのは、街の方。ややこしい。県名と県庁所在地名が同じ、みたいものですね。千葉とか、福島とか、この辺は県庁所在地も千葉市、福島市です。アサートン高原と、アサートン市、みたいな。無理やりですけど。

寄り道④お土産物屋

街アサートンでの本命に向かうべく駐車をしたのですが、車から降りたところになんだか可愛らしいディスプレイを見つけたので、吸い込まれるように寄り道その4。おしゃれなギフトショップでした。

時々、外国には可愛い雑貨とか文房具がない!とか言ってる人を見かけますが、嘘だからね。確かに少ないかもしれないけど、小さなセンスの良い雑貨屋さんはどの町にもある、はず。私はケアンズしか知らんけど、少なくとも3つはすぐに名前を挙げられます。今度それも記事にしますね。

ここもやっぱり、下調べってことで、出費はゼロに抑えました。でもめっちゃくちゃ可愛いオーストラリアの動物たちのタオルとかあったので、お迎えに行きたい。そのうち。

そしてここがいよいよ公式目的地その2、クリスタルケーブスです。街中にあることからも想像できた人もいるかもしれませんが、ここは本物の洞窟ではなく、パワーストーンテーマパークみたいな感じです。群馬のロックハート城の城なしバージョン、といえば、わかる人にはわかるかも。それもはやロックハート城じゃないけど。

ここでは、さまざまなパワーストーンを販売しているほか、Crack a Geodeという体験型のアトラクションがあります。これは、自分で好きな晶洞(Geode:水晶などが結晶している岩石)を選び、専用のバカでかペンチみたいな道具で割り、持ち帰れるというものです。

さらに、人工洞窟の中を探検して楽しむことができます。洞窟探検アトラクションだと思っていくと思ったより商業的でがっかりするかもしれませんが、どちらかというと洞窟を模した鉱物博物館です。一番パワーを感じるのは、私がすっぽり入ってしまえそうなくらい大きなアメジストのジオード。

人工的に展示されているものだと分かっていても、「参拝」と呼びたくなるようなエネルギーがありました。写真も何枚か撮りましたが、やっぱりダメで、実物を前にした時の感覚は切り取れませんでした。てことで、ぜひレンタカーを借りて自分の目で見に行ってください。

寄り道⑤古着屋

さて、しょっぱなからワイナリーというただれた始まりを見せた旅ですが、ちょっぴり浄化された気持ちになりつつ、通りにあった素敵なお洋服屋さんにも寄り道です。

トロピカルな気候に似合う、総柄の華やかなワンピースや、カウボーイ時代を彷彿とさせるデニムなど、量販店には売っていないお洋服たち。

ここでもいつか買いたいものリストに入れるにとどめ、次の目的地に向けて出発です。
このエリアで使ったのは、crystal cavesの入場料$20。パワーストーンとか石割りとかもやってみたかったけど、それはまた次回。ちなみにこの入場料、スタンプカードがあるので、1回行った人と行くと最初から割引で入れるようです。

【3ヶ所目:湖畔ドライブ】

動画公開予定日:2024/2/24 (土) 22:00 (日本時間21:00)

3箇所目、と呼べるほどのしっかりとした場所に向かったわけでもないのですが、次なる目的地はティナルー湖周辺をぶらぶらとドライブ。
最初に少し奥まったところにある人工の滝を見に行きます。キュランダ観光のルートに入っていることでも有名なバロン滝がありますが、そのバロン川が始まる場所です。

車内でエアコンをつけて走っていると、意外なことにあまり滝の水音にも気づかず。木々の先に見える真っ白い壁のようなものが件の滝だと気づくまで少し時間を要しました。

去年の12月にケアンズを襲ったジャスパーの影響はまだ残っており、湖の水が増水したままになっているために、ダム滝の水量も多かったのです。水飛沫をあげて真っ白になっている滝を眺めることができました。滝のすぐそばでは、真横にいても会話がままならないほどの水音が轟いています。

位置エネルギーのパワーを感じた後は、元来た道を車で戻りつつ、湖周辺を見て回ります。
道端の看板で偶然見つけた隠れ観光スポットを発見!検索しても出てこないlookoutです。きちんとティナルー湖の記念碑や、周辺地図があり、この湖についての知識が得られるようになっています。Tinaroo Falls Dam the Lookoutです。なぜか地図アプリにも登録されておらず、googleで検索しても建設当初の古ーい写真付きのページしか出てきませんでした。

時代に取り残されたかのようなこのLookoutの隣には、可愛らしい井戸が。中を覗き込むと、枯れており、落下防止の鉄格子が嵌め込まれていました。

そして、井戸の底にはたくさんのコインが。お賽銭文化にこんなところで遭遇するとは思わなかったのですが、ちゃっかりお参りもしてきました。tinaroo湖の願いの井戸です。あんまり参拝者いなそうだから、神社の神様ならぬ、ティナルー湖の妖精のご利益がありそう。

そして3箇所目の停車でようやくtinaroo湖のほとりまでたどり着くことができました。半島のように陸地が湖の中に突き出しているところがあって、330度くらい湖面を眺めることができます。穏やかな風が吹いていて、静かで、地元の人がわんこを水浴びさせにきている他は誰もいません。久石音楽がぴったりな場所でした。

ここで使ったのは、お賽銭の$2のみ。……もうちょっと入れればよかったかな……

【4ヶ所目:大樹グリーティング】

動画公開予定日:2024/3/2 (土) 22:00 (日本時間21:00)

湖畔ぶらり旅でさらなる浄化と静けさを楽しんだ後は、本日最後の目的地、カーテンフィグツリーに向かいます。

道中、ヤンガバラという街にあるプラティパス目撃スポットに立ち寄りましたが、残念ながら見られず。実際に目撃した友人曰く、早朝か夕方に、2.3時間は待つつもりで行かないと見られないとのこと。我々は夕方にものの5分しか待たなかったので、流石にそこまでの豪運ではありませんでしたね。

プラティパスは日本語ではカモノハシと呼ばれており、世界でも2種類しか発見されていない卵生の哺乳類の1種だそうです。そんなに希少だということは知らなかったけど、大きな嘴が可愛い。

いいもん、カーテンフィグツリーは出待ちしなくてもずっといるもんね!ということでものの10分で到着。日本語では「締め殺しいちじくの木」という、なんとも物騒な名前で呼ばれています。

この種のイチジクは、他の木を伝う形で枝を伸ばし、元の木と融合しながら苗床にしてどんどん大きくなり、ついには元の木を吸収してしまうのだそうです。だからこその日本語名。英語では、そのいちじくの木がカーテンのように見える、という、その木の恐ろしい生態をまるで感じさせない平穏な名前ですね。

夕方のベストタイミングに到着したおかげで、カーテンフィグツリーのカーテンの隙間からの木漏れ日、ならぬ直射日光を写真に収めることができました。

悠久の自然と、その恐ろしさも感じられる場所です。この木を取り囲むようにウッドデッキがあるので、ひとまわり歩いてみて回ることができます。けれど、そのデッキから先は鬱蒼とした熱帯雨林が広がっており、富士の樹海もびっくりの人気のなさ。100メートルでも分け入ろうものならもう姿も見えなくなってしまうのでは、と、ちょっと背筋が寒くなる場所でした。人類の文明がまだ立ち入っていない場所。

カモノハシには会えませんでしたが、素敵な野生動物との出会いもありました。
パースから旅行に来ていた家族が、私たちのツーショットも撮ってくれた上に、さらには木の上で眠っているポッサムと、木に擬態している大きなトカゲまで見せてくれました。

屋久島の縄文杉のケアンズ版と呼んでも過言ではないこのフィグツリーに別れを告げ、帰路に着いたときは、なんとなく二人とも大きな声を出すような気分になれず、その厳かな雰囲気を壊さないように小声で撮影をしていました。

おまけ:奇跡

その後の帰路で一番大騒ぎしたのがこの「おまけ」
これだけ大自然の力をもらったからなのか、我々が太陽に愛されし金欠コンビだからなのか、帰り道ではまた別の奇跡を撮ることができました。

走行距離77,777km、時速77km/h

第一回の撮影の締めとしては最高の祝福です。時速80km制限の道でこの数字に揃える時がその日一番緊張した。

【合計額】

こんな感じで朝から晩までアサートン高原を走り回ってきましたが、実際に私たちはいくらお金を使ったのでしょうか。

実際にかかった金額

・car hire・・・$87.75÷2=$44
・petrol・・・$30÷2=$15
・breakfast・・・$14
・winery(gift)・・・$20
・crystal caves・・・$20
・passion fruit・・・$1
・for my wish・・・$2
(lunch:Bring Your Own nachos)
【TOTAL:$114】

2024/1/23 expense (Eiji)
・car hire・・・$87.75÷2=$44
・petrol・・・$30÷2=$15
・breakfast・・・$12
・winery(gift)・・・$0
 (because S bought the wine)
・crystal caves・・・$20
・for my wish・・・$2
(lunch:Bring Your Own nachos)
【TOTAL:$93】

お土産を一才合切我慢した相棒は、まさかの$100以下という結果に。
物価や旅行会社のツアーの料金を考えると、これはかなり頑張ったと思います。

まあ、カフェにも行くつもりだったのにアメシストや湖でテンションが上がって長居をした結果、カフェがどこも閉まっちゃったというぽんこつもこの低価格の見方をしてくれたんですけどね。まあおやつくらいは持ってきてたので、なんとかなりました。

もしこのコースを誰かが最安で行くなら…

なんならこれが一番気になるところではないでしょうか。

私たちの旅も相当金額を抑えてはいるのですが、レンタカー代などを一般料金にして、4人でこのルートを楽しんだ場合を計算してみます。

(with your own brekkie and lunch、 split the bill of the car)
・car hire・・・$75.86(日本人割引付き) ÷4=$19
 ⇨保険のオプション次第で変動します。
・petrol・・・約$10
・coffee・・・$5(ドライブにドリンクは必須でしょ)
・winery・・・$7/person for tasting
・crystal caves・・・$20

食事は別ですが、一人$61です。
私までびっくり。

この価格で車が借りられるのは、日本人割引、日本語資料完備のミニカーレンタルズです

【おわりに:チャンネル登録よろしくお願いします】

youtubeのお知らせで始まりyoutubeの宣伝で終わりますよ今回のnoteは。宣伝嫌いな人ごめんね。
ただ、youtubeとnoteそれぞれにちゃんと見応えがあるようなコンテンツにしています。noteは相棒抜きで私が一人で書いているので、私からみた旅行記。そして、金額暴露なんかも入っています。

対してyoutubeは、金欠ワーホリ2人の具体的な生活を垣間見られたり、ちょっとニッチな観光地に行った気になれるコンテンツになっています。

ケアンズって、グレートバリアリーフとキュランダだけじゃないんだよ。
日帰りで大自然に触れられるところもたくさんあるし、
面白いローカルなスポットもあるし、
だいたいそういうところにいる人は優しいし、
…まあ英語はちょっと聞き取りにくいけど。

ケアンズの観光業で1年以上仕事をしてきた私が思うことです。
「みんなが行ったとこ」に自分も行くのが嫌いなだけの天邪鬼でもあるんですが。王道じゃなく、「ねえこんなこと知らないでしょ」とドヤりたい人におすすめの動画になっていくと思います。大衆の役には大して立たないと思います。

友達の旅動画を見るように楽しんでもらえれば幸いです。
チャンネル登録、あと高評価もよろしくお願いします。

Be yourself!
See you later.


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