学び直し!英会話フレーズ100📝#071 I’ve known him for 10 years.
Hello Japan from Australia! ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
ゆずぽんのイングリッシュレッスン、略してPonglish!
『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、即戦力になるフレーズをご紹介していきますので、お楽しみに!
Let's enjoy Ponglish!
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【Review】
前回は過去の持ち方(現在完了)の2つ目、経験の表し方を学びましたね。
「それ聞いたことある?」と英語で訊いてみましょう!
Have you ever heard of it?
最近のToday's phraseはフレーズと言うよりは1文まるごとになってしまっていますが、have+過去分詞の使い方を身につけるためにも、文ごと言えるようになりましょう\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////
後半は、never everの意味と使い方についても解説したんでしたね。
【Today’s Phrase】
さて、それでは今日は現在完了基本編の最後、3つ目の過去の持ち方を学んでいきましょう!
I've known him for 10 years.
彼とは10年来の付き合いだ
最後の意味は「〜している」と動作の継続を表現する言い方です。10年前から今までずっと、彼のことを知っている(状態)が続いていることを表しています。
この解釈になる理由は、わかりやすいものではfor 10 yearsにあります。「10年間」と期間を表すことで、その間はずっとその動作をしてることが相手に伝わるというわけですね。
それから、現在完了形と組み合わされる動詞の意味によって、どの解釈になりやすいかは変わってきます。
しつこいようですが、ネイティブはいちいちhave+過去分詞を3用法に分けて理解していません。
”know him”と言う過去を持ってる
=今(も)知り合い
無理やり日本語にするならこんな理解でしょうか。
日本語で「〜している」と言いたい場合、英語では最低2種類の表現の仕方があることになりますね。現在完了と、現在進行形と。これらのニュアンスの違いはまた別の配信で解説予定です。が!進行形はかなりガッツリ解説しているので、ご自身でも考えてみてください。
ニュアンスの違いを考えるコツは、2つの英文の違いを知りたいところだけに絞って考えることです。
Tom is eating sushi.
Tom has eaten sushi.
こんな風に見比べて、どう違うのかを考えてみましょう。
【現在完了形は"食べ物"!?】
ここまで3日かけて学んできたように、have+過去分詞には、色々な日本語訳があてられてしまいます。これらを区別するのに、文脈だけではさすがにわかりにくいこともありますよね。
I've known him.
この英文は、ここまでの授業を踏まえると以下の3通りの訳があり得ます。
彼のことを知ったところだ。
彼を知ったことがある(?)
彼を知っている。
2文目は、動詞の意味的にちょっと経験として訳すのが変ですね。
こんな風に、ある程度は話の流れや文脈でわかりますが、この3パターンの言い方がある日本人としては、ちょっと混乱してしまいます。この英文だけでは意味がわからないのは、英語話者でも同じです。
使う言葉が広すぎる場合には、言いたいことが伝わらない場合があります。「野菜買ってきて」はまだわかるにしても、「食べ物買ってきて」はちょっと困りますよね。食材を買えばいいのか、はたまたすぐ食べられるお惣菜がいいか、コンビニのジャンクフード程度で十分なのか…と。
現在完了はこの例えで言えば食料の方です。have+過去分詞単体では、ちょっと伝えたいことがわかりにくいんですね。
そこで、現在完了の文には、「どのように過去を持っているのか」が、キーワードとして含まれていることが多いです。
今回の文の場合は、for 10 yearsがキーワードに当たります。「10年間」と期間を示すことで、その間ずっと知っている状態だよ、と表現しているんですね。
現在完了のイメージは、動画でも解説しています。ここまでの内容の復習にもいいと思いますので、ぜひ見てみて下さいね😉
(チャンネル自体のコンセプトはもう変えてしまったので、動画だけお楽しみください🙏💦)
【Let's Try!】
今回でひとまず現在完了の基礎は終わりにします。みなさんお疲れ様でした!
少しずつでいいので、have+過去分詞を使う機会を増やしていけるといいですね!
話す前にチャットで練習するのがおすすめです。
③はかなり訳を崩していますが、この通り表現できる人はしてしまってもOKです。
似たようなことは、今日学んだことを応用すれば表現できるので、ぜひ言い換えに挑戦してみてくださいね。
①彼のことは10年前から知っているよ。
②3ヶ月以上友達に会ってない。
③この街で暮らし始めて2年になった。
ヒント
↓
②この表現のhaveは変態ですよみなさん!見た目が一般動詞だからって騙されないでくださいね!
③この文にはいろいろな英訳がありますが、今日のフレーズを生かすなら「〜間...している」と言い換えてみましょう!
【Sample Answer】
①I have known him for 10 years.
②I haven't seen[met] my friends for more than 3 months.
「〜以上」はmore thanで表現するんでしたね。
「友達に会う」という表現は、meetでもseeでも言えます。
meetなら約束して会う
seeなら街中で見かける
こんなニュアンスの違いがありますよ。
③I have lived in this town for 2years.
[Two years have passed since I moved to this town.]
「この街に2年間住んでいる」と言い換えれば、今日のフレーズを生かして表現することができますね。
最近話していませんでしたが、言いたいことを日本語の原文まま表現するのにこだわるのではなく、使える表現で言いたいことを大体伝える、この姿勢は英会話において大切ですので、改めて意識してくださいね。
Today’s lesson is over. Thank you for reading!
I have used my laptop for almost 9 years. It's like a fossil🦖
Have a happy day with Ponglish٩( ᐛ )و
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