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意味がわかるとアハ体験、スペル調べてなんでやねん

【Preface】

Hey dude! What's up??
唐突にアメリカモードでお送りしてみました。特段意味はありませんが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。夏の暑さの猛威が猫の毛の先程でも和らいでいることを常夏のケアンズから願ってやみません。友人によると「50m先くらいには(秋の姿が)見えます」だそうです。遠かったなぁ。一方、今日のケアンズは海風の影響もあってか、体感的には「肌寒い日」でした。でもアイスハシゴした。寒さとアイスは関係ないもんね!!!!

そろそろ読者さんたちも私の意味不明な冒頭のテンションに慣れてきてくれたでしょうか。無理か。ほっとくとこんな感じで延々と連想ゲームのごとく喋り続ける特殊性へk…特殊能力をですね、持っているのですが、ぼちぼち本題に入ろうと思います。

今日のネタは、件のレンタカー屋でバイトを初めたての頃、店長が教えてくれたAussieスラングです。今回は短め。多分。

【After a Storm】

観光客メインのレンタカー屋さんは、7時半の勤務開始から2時間くらいが勝負。国内外問わず、ケアンズでのバカンスを少しでも満喫せんと暴徒さながら朝押しかけるお客さんたちを捌きに捌き、気付けば10時前なんてこともザラにあります。このお店は予約と予約の間が最短30分で設定されているので、朝イチにその日のリストと睨めっこしつつ、お客さまご来店までに洗車を済ませていかねばなりません。

私が雇われたのは去年の暮れ、繁忙期の真っ最中でした。真夏の12月末、矢継ぎ早のAussieアクセントの指示に苦戦しつつも走り回り、ようやく一息ついて車の外装を水で流していた時のことです。フロントの仕事がひと段落したのか、様子を見に店長がやってきました。I'll give you a hand.と、洗車も手伝ってくれるよう。優しい。

【After finishing this one,…】

テスラの車が欲しいんだ〜なんて嬉しそうに写真を見せてくれる店長にほっこりしつつ、仕事で困ったことがないかなどの気遣いもしてくれることには感謝しつつ窓ガラスの水滴を払っていると、時計をみた店長が言うのです。

After finishing this one, let's have a スモーコー!
この1台が終わったら、すもーこーにしよう!

……ん?????

すもーこー???スモーカー大佐じゃなくて?

これは本当に見たことも聞いたこともありませんでしたが、文脈的に「休憩」の意なのはわかりました。でもすもーこーってなに???

てことで、まあそのままききました。

Can you say that again? What is スモーコー??
もっかい言って?すもーこーって何?

すると案の定の答えが。

We call 10 minutes break スモーコー. We say "Let's have a スモーコー" instead of "Let's have a break." Can you guess why we say it?
10分休憩をすもーこーって言うんだよ。「休憩しよう」の代わりに、「スモーコーしよう」って。

しばし考えたのち、私は1つの仮説を口にしました。

……smoking and coffee??
-Exactly!!

いわく、10分休憩は大体一服するかコーヒー飲むかくらいの時間だから、とのこと。生理現象である「お手洗い」を入れないのはなんかいいなぁ、などと思いつつ、語源を推測できた自分に満足しながら休憩室に戻りました。

【Why English!!!!!】

アハ体験も束の間、件の「スモーコー」を忘れないようにとメモに打ち込んだしたところ、信じられないものが目に飛び込んできたのです。

Kなん!!?!???!?!?

smoking+coffeeで、発音スモーコーで、k!?
私の混乱がお分かりいただけるでしょうか。私はてっきり、
smo(king)+co(ffee)=smoco
こうなると思っていたのです。

ところが、現実のスペルも、天下のグラマリー先生も、違うという。
でも、でもそれじゃ、
smok(ing)+(c)o(ffee)=smoko
とかいうわけわからんことになっちゃうじゃない!!!!

その後オンライン辞書でも検索しましたが、やはり正式なスペルはsmoKoのようです。私が何を喚こうが、英語圏ではKを使うのです。発音も可愛いし、好んでこの単語は使っていますが、やはりスペルに関しては未だに納得できていません。不合理だよ!!(ぱやfromうさぎ帝国)

【Postscript】

書いている今日は「お仕事がお休み」だったので、レンタカー屋でバイトを初めたての頃に学んだ「お仕事中のお休み」をネタとして選んでみました。
言語の分析は割と論理的というか、データに基づいて科学っぽく現象を元に仮説を立て、検証し、記述していくことができるのですが、こんなふうに時々「どうしたらその組み合わさり方するんじゃ!!」と突っ込みたくなることもあります。その揺らぎが楽しかったりもするんですが、やはり学習者としては一言言いたい。理に適わないものには敵わん。

Thank you for reading.
Please have a smoKo when you read my notes!


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