清潔感がないとモテないってマジ？

女性にモテる男性の特徴について聞いた時に、必ずと言っていいほど出てくる言葉がある。それが『清潔感』だ。

清潔感は婚活市場に参戦した男性などは、耳にタコができるほど婚活アドバイザーに言われるワードであろう。清潔感のあることは女性に選ばれるための必須条件だと言わんばかりだ。

しかし断言しよう。清潔感はモテ要素の中では雑魚指標に過ぎない。

もちろん清潔感はないよりはあった方が良い。あまりに汚らしい格好をしていたら女性はおろか、社会的に弾かれてしまう。しかし冷静になって考えてみて欲しい。

このご時世、日本にそこまで不潔そうな男性が沢山いるだろうか？

何日も風呂に入らず、カードショップを出禁になる男性も探せば存在するが、そんな人間は数パーセントにすぎないだろう。20代30代の若い世代なら尚更だ。

服装についてもユニクロやGUなどのファストファッションの進歩により、今はファッションに興味がない男性でもそこまで奇抜な服装をしてることは少ない。

オタクと呼ばれる属性の男性ですら、アニメキャラがでかでかとプリントされたTシャツを着たり、バンダナを巻いてチェックをシャツを着たりしてることはほとんどない。奇抜な格好をしているのは下北沢などを根城にする一部のサブカルボーイぐらいしか残っていないのである。

今の時代は清潔感ではそこまでモテ度合いに差がうまれない時代なのである。

清潔感はサッカーや野球などのスポーツに例えると、最低限の練習ができる技術があるかどうか、といったことに過ぎない。部活に参加している学生はみなキャッチボールやリフティング、パス回しぐらいはできるはずである。それらはクリアして当たり前のハードルであり、スターティングメンバ―に選ばれるかどうかの決定的指標にはならないのだ。

極端な言い方をすれば、モテる男性は多少清潔感がなくてもモテる。清潔感などという雑魚指標とは違い、本当にモテに直結する要素が存在しているからだ。

モテの三大要素、それが『外見』『稼ぎ』『コミュ力』の3つだ。

この3つのうち、どれか一つでも突出して高ければ、多少奇抜な服装なだらしない体形、無精ひげでぼさぼさの髪型で歯並びが悪くてもモテるのである。

稼ぎも外見もないがコミュ力オバケのお笑い芸人、だらしない体形で低身長でも若い女性といくらでも結婚できる成功した起業家、清潔感も金もなくフラフラしていても男らしい！渋い！と言われ女性が寄ってくる俳優モデル劇団員崩れ。

彼らは毎日風呂に入り、働いて稼いだお金でそれなりにきちんとした服装をしている、清潔感がある非モテ男性たちよりもモテてしまうのだ。清潔感は所詮オマケ要素に過ぎないのである。

外見に恵まれない男性こそ清潔感を磨くべし！といった意見もそこらじゅうで聞くが、非モテ男子がお肌つるつる歯並びピカピカにしてダイエットして小綺麗な服装をしたところで、大してモテにつながらないのである。

にもかかわらず、なぜこれほどまでに女性にモテアドバイスを求めたときに『清潔感』というワードが飛び出してくるのであろうか？そもそも清潔感の正体とはなんなのだろうか？

清潔感とはズバリ……