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ポンデベッキオnote

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#人生

若者を導くおじ集合知とは何か?

若い間からおっさんたちの人生を見て学ぶことはとても重要だ。なぜなら、これから大人として成長していく自分にとって大きな糧になるからだ。 おっさんの人生なんて学ぶ必要あるの?という声が聞こえてきそうだが断言しよう。めちゃくちゃある。なぜなら40歳、50歳のおっさんたちの姿は未来の自分でもあるからだ。おっさんたちは人生のネタバレそのものなのだ。そんなおっさんたちと若いうちから接しておくことで、人生にとって本当に重要なファクターとは一体何なのか?という知見を得ることができる。 自

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ジャネーの法則って何?

”ジャネーの法則”をご存知だろうか? ジャネーの法則とは、哲学者のポール・ジャネが提唱した『時間が過ぎ去る体感速度は年齢に比例する』という法則のことだ。簡単に言えば5歳と25歳では25歳の方が1年が過ぎる速度が速く感じられ、45歳になるころには時の流れはさらに加速していくということである。 ポール・ジャネによると、その原因は生涯生きてきた年数の違いにあり、例えば5歳児にとっての1年は5分の1にあたるが、45歳の1年は45分の1にしかすぎない。つまり45歳の1年は5歳児の1

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人生の悩みを解決するたった2つの方法

人は悩みから解放されることはできない。人間関係、健康、お金、仕事、恋愛、子育て……様々な悩みがAmazon定期便のように毎月のように人生の軒先に届けられる。 悩みのない幸せな時間は長続きせず、思わぬ方向からトラブルが降ってくることもあれば、先送りしていた問題がいよいよ噴火する時もある。悩みとは無縁の人生を誰しもが望んでいるが、いくら先回りをして対策を練っていても人生から悩みの種を完全に排除することは不可能だ。 もちろん悩みの大きさや抱える問題の多寡は人それぞれだ。貧しい家

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追い詰められてる奴、”カリスママン”になろう

『カリスママン』という漫画をご存じだろうか? カリスママンとは本国で弱者男性、チー牛男子として女性から馬鹿にされる白人男性が、日本に入国したら突然女性からモテモテの”カリスママン”に変身するというアメリカンコミックだ。 カリスママンはモテるだけではなく、企業の面接でも圧倒的なカリスマ性を示し、能力のある日本人男女を押しのけて正社員の座を獲得する。本国ではマクドナルドでアルバイトをし、日々白人女性たちから馬鹿にされる生活をしていたカリスママンは日本に来ることで強者男性に生ま

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ストレスに押しつぶされている人たちへ

令和日本はストレス社会である。かつてないほど社会は豊かで便利になっているにもかかわらず、心を病む人の割合は年々増加しており、精神科はいつも満員御礼だ。 体罰やパワハラセクハラが当たり前であった日本社会も、昭和から平成、令和と時代が進むにつれて浄化され、今の時代は部活で選手にボディブローをする顧問もいなくなったし、新入社員の女性の肩を揉んでくるエロジジイも絶滅した。 こんなにも社会はクリーンで効率よく進化したにもかかわらず、人々の心を支配するストレスは一向になくなる気配がな

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恋愛から下りた若者はどこへ向かうのか?

少子化対策に必死になり始めた令和日本でいま盛んに議論されている大きな問題がある。それが若者の恋愛離れである。 様々な媒体によるアンケート調査を総合すると、20代のうちおよそ4割の男子が交際経験がなく、恋愛から下りてしまっている。早く結婚して子供を3人以上産んで欲しい国の思惑とは裏腹に、Z世代の若人の半分近くが恋愛にさほど乗り気ではないのである。特に男子は深刻だ。 この数字を見て、独身の若者たちは仲間の多さに安堵し、少子化対策を考える政府の人間は頭を抱えているかもしれない。

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50代独り身おじさんのお気持ち

阪神タイガースの独走にウキウキしながらネットを眺めていると一つの文章が目に入ってきた。何となしに読んでみると、短い文章ながらそこには一人の男性の人生、その全てがつづられていた。 短文にもかかわらず、なんと含蓄のある文章であろうか。先日紹介した”氷河期世代の女一匹”の文章とは対照的である。 この文章は読み手である私たちに2つの大きな人生の教訓を与えてくれる。それは……

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ロスジェネ独身おばさんのお気持ち

阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズの泥沼延長戦を見ながらツイッターを眺めていると凄まじい文章が流れてきた。 そこに書かれていた内容とは、ロスジェネ世代の独身中年女性、書き手曰く”氷河期世代の女一匹”の『お気持ち表明』とも言うべきものであった。 彼女と同じロスジェネ世代の人間として全文を読んで感じたことは……

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35歳人生ラストチャンス説

ツイッターを眺めていると『独身薄給のまま30代後半に突入したけど人生楽しい!まわりの独身友達もみんな幸せに暮らしてる。独り身でも余裕じゃん』といった意見をよく目にする。しかし筆者は声を大にして言いたい。 35歳が人生のステージを次に進めるためのラストチャンスなので一刻も早く動いた方が良い。 ツイッターなどでフォローしているアカウントを思い出してほしい。独身アラフォーで人生を楽しんでる人々はSNSでたくさん観測できる。しかしこれがアラフィフとなるとその数は途端に少なくなる。

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夢とお別れするとき

人は若い頃は夢と人生が同化して感じる。夢を持ち、その夢に向かって努力し実現させることが人生なのだと。しかし歳を取りある日ふと気が付く。夢という名の願望と自分の人生は全くの別物だということに。そこで人は夢の贅肉を削ぎ落して人生との両立を図ったり、場合によっては夢の後始末をしなければならなくなる。そこで上手く夢と人生の折り合いをつけられなった時、それはコンプレックスとなる。 可能性を追いかけることは人生を豊かにするし、若いうちほど出来るだけ多くの挑戦と成功、失敗を経験しておくべ

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コンプレックスの後始末

マシュマロ質問箱を久しぶりに覗いたところ、下記のようなメッセージが届いていた。 筆者のツイートした内容を受けての質問であるため、元ツイも紹介する。 ”コンプレックス”を持たない大人はいないだろう。数や重さに個人差はあれど、誰しもが人生を歩んでいくなかでコンプレックスを抱えることになる。勉強ができない、スポーツが苦手、モテない、稼ぎが少ない、身長が低くて人権がない、自分の顔が好きになれない、友達が少ない、恋人と続かない、両親と仲が悪い、子供の頃から憧れて目指して来た仕事につ

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ロスジェネ中年 VS ふるさと納税

突然だが皆さんはふるさと納税をやっているだろうか?筆者はやっていない。住民税を住んでもいない街に収めるのは倫理的に納得がいかない!などという崇高な話ではなく、ただ単によく仕組みやが理解できていないからだ。住民税を好きな自治体に先払いすることで、払った住民税の何割かに当たる金額の返礼品が貰える、そしてそれがネットで申し込める、という段階までは来ているのであるが、そこから先のことが全く分かっていない。 積立NISAやiDecoも同様である。なんかみんなやってほうがいい、といって

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安定した夫婦関係と”こいつやるじゃん”ポイント

ポリコレ時代の令和社会、メディアやSNSには『女性が強い時代』『夫とダブルインカムで家計を支える妻』『育児に参加するイクメン旦那』『対等で何事も話し合って決められるフェアな夫婦関係』など正しい夫婦のあり方、新しい時代の家族のあり方が溢れている。 そんな時代に逆行するようで大変心苦しいが、どうしても言いたい。メディアの建前を真に受けたばっかりに、男性諸君が不毛な夫婦喧嘩を繰り返すことがないように言いたい。 夫婦は対等な関係では実は上手くいかない。夫が少し上の立場の時が一番安

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ダブルインカム・ノーキッズ

DINKSとは【Double Income No Kids】の頭文字をとったもので、夫婦共働きで子どもを作らないとする生き方、価値観のことだ。経済的なゆとりを持ち、それぞれの仕事などを尊重する結婚生活を重視する。 ロスジェネ世代の筆者は結婚=子供という意識が強かったが、1990年代からも一定数のDINKSは存在していた。しかし彼らはマイノリティであったためにそこまで大きな注目を集めることがなかった。だが令和の自由主義が浸透した社会においてDINKSは増加していき、現在では4

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