大人の発達障害とは
最近は『大人の発達障害』と言う言葉をよく聞くが、カウンセラー養成講座で精神科の医師の授業受けたとき、自分でも気がついてなかったことに気がつかされた。それは「大人になってから、発達障害になる事は無い」だった。
よく考えたら、それはそうなのだ。 大人の発達障害は、気づかないまま大人になった発達障害者というのが、正しい言い方なのかもしれない。あるいは私のように発達障害についての認識があまりなかった時代に生まれ、大きくなってしまうケースも多そうだ。
同世代では、未診断の方もきっといるだろう。また、少し下の世代では、親がそれと気がつかず療育の機会をのがして、子どもが生きづらさを感じながらも大人になってから自分でそれに気づく、と言うケースもあるかもしれない。
ここで自分についてもう一歩踏み込んで考えれば考えるほど、自分がいかに周りに許されてきたかが思い起こされる。。。いじめにあいながらも学校に通い、女子大生亡国論を横目に就職難を乗り越え、好きなことをして、好きな人と結婚した。
今はいろいろなことがわかってきているので、療育の機会があればできるだけ早く子どものうちに受けさせてあげられたらと思う。スペクトラムといわれる個別の対応が必要な子ども達に、社会で活躍するチャンスや居場所が広がる気がするから。
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