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海の向こうの美味しいもの その2

友達が日本に帰り、しばらくお茶もしてないというのでお嫁さんと、カフェにいくことにした。物価が高いので、本当に慎ましく、毎日家族にご飯を作りながら暮らしているので、久しぶりの贅沢だという。

これで80シケルぐらい

1日目は、小さめだけど陽気なお兄さんがレジにいるカフェ。日本のアニメが大すきで、ポケモンやドラゴンボールのタトゥーが腕にある。すかさず日本語学校のことをお嫁さんが話しているのをみながら、フォカッチャを選び、クロワッサンやブラウニーを二人でシェアすることに。

自分で買って頼んで取りに行く方式のカフェは、チップがいらない。80シケルだと安く感じるが、2人で3200円は日本の感覚ではちと高いかも。イスラエルでは10シケル以下で買えるものはほとんどない。

人気の全国チェーン店のカフェ

ミーハーなアジア人の目には、テルアビブの中心地の通りでみた老若男女、イスラエリーもアラビーもみんな美男美女に見えた。特にカフェの周りは海外ドラマのワンシーンのようなのだ。

2日目はピザとパスタのお店に、GO!

大皿のサラダ普通盛り パン付き

イスラエルでは体格の良い人は多いが、アメリカのような見るからに肥満という人が少ない。女性だけでなく、男性もかなりの確率で写真のようなサラダと、クリームたっぷりのラテの組み合わせの人がいた。

大手IT会社の社員証をぶら下げて、サラダの大皿をたいらげるスリムな中年男性をみると、この街には仕事という形で、日常が戻って来ているのかと錯覚してしまう。

生クリーム仕立てキノコのフィットチーネ

できるだけ出歩かないようにしていたが、旅の終わりに、街の空気を吸えた事は本当に良かった。来てからは、ミサイルアラートを聞いていない。

昨年、イスラエルの出生率が3から2.9に下がったとの事だが、お嫁さんの話ではすぐに3に戻るだろうと言っていた。ベビーカーを押していると赤ん坊に声をかけてくる人もいる。電車でもバスでもどこででも子供は最優先。ニコニコと迎えてくれるのはありがたい。もちろん、ちゃんとコミニケーションが取れるお嫁さんと一緒にいるからだけど。

チーズたっぷりのマルゲリータ

2件目のカフェも、お金を払い、注文したものを自分で取りに行くカフェだった。

オレンジジュース2人分とピザ、パスタ、サラダで189シケル(7560円)かかった。もし、チップをとられていたら200シケルを軽く超える。確かに日本だと高級レストランのランチ並みの価格かもしれない。ただ、量は多めだし、サラダはシャキシャ、美味しいからオケ、と思えたのは私が口卑しいせいだけでは無いはずだ。

ピザを焼く炎があがる厨房が奥に

続く

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