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医療と介護と年金と。その2

母が奇跡的に回復した。今日退院する。

1時はコロナと誤嚥性肺炎で『覚悟してください』とまで言われていたが、昭和1桁生まれのパワーはすごい。

誤嚥性肺炎については、医師からも直接言われているのに、それを忘れて「こんなまずいお粥は食べられない」と言って、コロナ弁当を白米にしてもらったり、それを食べながらまだまずいと私に話す、その命の勢い。(^^)

「お母さん食べ物が間違えて肺の方に入って肺炎起こしてたんだよ」
「あーそうだったそうだった、でも、こんな切れっ端みたいな、料理の名前もわからないもの嫌だよ」
「お母さん、それは多分刻み食だと思うけど。」
「なにそれ?今、白米に、紫蘇海苔をつけて、ようやく3分の1食べたところ」 

といった会話が昨日なされたが、一昨日には、主治医の先生がやってきて
「あー元気になった。元気になった」
と言って帰って行ったそうだ。

母としてはマイペース。会話するうちに医療への不信感も、介護の大変さも、年金への不満もすべて消し飛んでいく。お母さん生還ありがとう!ネガティブな私を笑い飛ばしてくれてありがとう。

命の長さは誰にも決められない。神様だけが知っているのだ。美味しいものをたくさん食べてもっと元気になってね!


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