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新米トメ日記~海の向こうでハレルヤ

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2024年の年明けから、アラカン姑が、愛するお嫁さんの、産後の肥立ちのお手伝いに中東に飛びます。そのつぶやきを集めてここにいれようかと思いますが、実際に現地でかけるかどうかは神の…
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2023年12月の記事一覧

海の向こうで戦争が始まった

冬に出産予定の息子のお嫁さんのために、9月からテルアビブ行きのチケットを予約していた。エルアルがこの時期飛ばないのはわかっていたので、最初はトルコ航空で、その後は千歳発着のキャセイパシフィック航空がとれて変更。ほっとしたのもつかの間、10/7日 海の向こうで戦争が始まった。 どうしようか迷ったが、エミレーツ航空がドバイ経由でテルアビブに飛ぶというので変更してもらってイマココ。テルアビブはレベル2。観光などはもちろん無理だけど、知り合いの留学生達は帰らずにイスラエルに残って、

海の向こうに持っていけるもの

荷造りは、客間にしている部屋にとにかく頼まれたものを置いておいて、12月初旬に届いた75リットルと36リットルのスーツケースに振り分ける。 聖地巡礼のような団体旅行だと、団体で持っていく荷物があるので、一人あたりのスーツケースの重量は20キロ前後に抑えなくてはならない。今回は個人なので、25キロまで許された。旅行会社の人によると、エミレーツ航空の場合、帰りは30キロまでOKとのこと。 今回、買ってよかったものは無印良品のスーツケース。シンプルで、極めて機能的。各空港で、ぶ

海の向こうに持っていきたいもの

テルアビブも安全ではない。アイアンドームが打ち落とし損ねたミサイルが街に落ちることもあり、一度だけ日本のニュースががれきになったテルアビブの住宅を報道した。そのときは時差も考えずに大丈夫?とラインするといつもは返事などこない息子から大丈夫という返事がきた。「?」と電報をうって「!」と帰ってくるような早さだった。 ライン以外にもWi-Fiがあればフェイスブックのメッセンジャーや、いまならディスコードなども連絡手段として仕える時代。巡礼では空港のWi-Fiにつなぐことが多かった

海の向こうの出産事情

イスラエルの医療は世界の最先端をいく。コロナのときも民主国家でありながら、危機管理のかたまりのような国なので、瞬時に鎖国。日本のテレビでも報道されたが、ワクチンは医療カードを提示すればすべて記録が残って何度打ったかとかいつ打てるかの心配は皆無だったらしい。もちろん打つか打たないかは本人の自由。それで患者が増えても混乱がなくマスクを徐々にはずしていった。何度か参加したオンラインのエルサレムツアーでは、キッパーがわりにマスクを頭に乗せているお茶目なイスラエリーもいた。 私が日本

海の向こうで心配になること

たぶんそれは残していく夫のこと。もうすぐ定年なのになぜそんなにと思うほど働いているから。 もともと長男体質で責任感の強い人。僕がやらなきゃと家事も育児も介護も同居もがんばってくれた過去がある。歳を取るにつれて我慢や押さえがきかなくなるはずなのだけど、彼の気持ちは自分ができないことを責めるように内側のほうに向かってしまうようだ。 そんな夫をやっと二人きりの生活になって支えているつもり?の私だけど、昨日叱られたこともすっかり忘れる鳥頭は若い頃から治らない。未診断だけどASDの