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幽霊の待ち時間

「夏と言えば」と聞かれて、皆さんは何を思い浮かべますでしょうか。海や花火、祭りなんかは夏の風物詩と言えますね。一般的に肝試しもその一つと言えるでしょう。僕もこの間肝試しに行ってきました。

今回は、幽霊について疑問に思ったことをいくつか書いていこうと思います。

【1】何で怖がらせてくるの?

とりあえず、幽霊が存在していると仮定しますね。肝試しに来てる人がいる時は、幽霊はカメラに写り込んだり、追いかけたりして怖がらせてればいいわけです。きっとその瞬間は幽霊にとって充実したものなんでしょうし。幽霊って強すぎる想いが発端らしいですから、人を怖がらせているときは、その想いを表現できているということになりますもんね。でも、想いを表現するときになんで幽霊は人を怖がらせるんですかね。肝試しに行っている人は、幽霊からしたら晴れ舞台をセッティングしてくれた恩人な訳です。なのに怖がらせるって意味が分かりません。本来ならお菓子の一つや二つくらいお礼としてあげるべきです。でもそんな幽霊見たことないですから、幽霊になる前の魂が抜けてるときに幽霊の専門学校にでも通ってて、みんなそういう風に教育されてるんでしょうか。

幽霊は怖いもんだと人間が思い込んでるだけで、幽霊側からしたら優しく話しかけてるだけなのかもしれませんね。

【2】普段の幽霊

普段の幽霊は何をしているんだろうと思いませんか。心霊スポットにいる幽霊って基本的に地縛霊でしょうから、旅行に行くことも出来ないわけです。美味しい食べ物も食べれないですしね。もしかして、幽霊には「暇だな」っていう感覚がないのかもしれません。今は夏なので、肝試しに来る人も多くて比較的忙しく過ごしてるでしょう。

【3】幽霊の数

幽霊って日本にどれくらいいるんでしょうか。なくなった方の何割が幽霊になるかは分かりませんが、普通に考えたら、年々幽霊の数って増えていってると思いませんか。おそらく成仏する数よりも新たに幽霊になる数の方が多いですもん。大雑把に考えて、2020年分の幽霊が日本にはいるはずです。てことは、日本は幽霊でぎっしりですよ。となると、見渡せば一面に幽霊がいるわけですから、わざわざ心霊スポットに肝試しに行かなくても幽霊は見れるってことになりますね。


平安時代に起きた殺人事件や、戦国時代の戦で戦死した幽霊とかももちろんいるはずですよね。そう考えたら、僕が住んでる場所もむかーしむかしに人が亡くなってて、幽霊が住んでる可能性があるってことですね。

怖くなってきました。


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