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住宅ローン 店頭金利や適用金利って!?~自身の金利ってどうやって決まる?~

住宅ローンの金利を見た時、店頭金利や適用金利が全く分からず、数字がいっぱいありすぎて、それだけで、もう見るのも嫌!ってなっていました・・。


どーも、Ponchaです('ω')


住宅購入をする上で多くの人が住宅ローンを利用します。

住宅ローンでまず気にするのは、金利!ですよね?

でも金融機関のHPなど見ると

・店頭金利

・適用金利

などなど、なんかいっぱい用語が出てきてわけわからなくなりますよね?


ということで今回は、

住宅ローン 店頭金利や実行金利って!?

というテーマでお話ししたいと思います!


各金融機関のHPを見ると、店頭金利○○%、適用金利○○%、優遇金利○○%という感じで、用語と数字がいっぱいありすぎて訳が分からないですよね・・。

まずはそれぞれの用語の意味と、それが何を示しているのかを理解していきましょう!!

https://ponchablog.com/2024/01/06/%e4%bd%8f%e5%ae%85%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%80%80%e5%ba%97%e9%a0%ad%e9%87%91%e5%88%a9%e3%82%84%e5%ae%9f%e8%a1%8c%e9%87%91%e5%88%a9%e3%81%a3%e3%81%a6%ef%bc%81%ef%bc%9f%ef%bd%9e%e8%87%aa%e8%ba%ab/

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住宅ローン 店頭金利、適用金利、優遇金利って?

住宅ローン選びをする際、どの金融機関だと金利が安いか調べますよね?

どの金融機関のHPでも

店頭金利

優遇金利

適用金利

などなど、何かよくわからない用語が記載してあって、そもそも何を見ればよいかわからないですよね?

まずそれぞれの用語についてご説明したいと思います!

店頭金利

店頭金利とは、店頭表示金利のことで基準金利とも呼ばれます。

各金融機関が独自で掲げている定価のようなものです!


この店頭金利については、変動金利、固定金利によって決まり方が異なります。

変動金利:短期プライムレートに1%上乗せしたもの

固定金利:10年国債新発物の利回りを指標

となっています。

短期プライムレートや10年国債については、また別記事で詳細を書きたいと思います!

ここでは、変動、固定金利はそれが指標になっているんだー程度で大丈夫です!


変動金利の店頭金利は、どの銀行もここ近年2.475%です。

ちなみに、1989~1993年ごろであるバブル期においては、8%であった時期もあります。

変動金利でも、固定金利では、このように指標がありますが、自由に変更することは可能です。

なので、各金融機関はそれぞれ好き勝手に店頭金利を決めることができます!

が、各金融機関で競争し設定している状況のため、実際はほぼ横並びです。

優遇金利

続いて優遇金利についてになります。

言葉の通り、金利が優遇されることです!

中には、キャンペーン金利と呼ばれることもあります。

この優遇金利というのは、先ほど説明した店頭金利(基準金利)から差し引いてくれる金利です。

そのため、優遇金利が高ければ高いほど、借入した金額の金利が低くなる!

→お得になる!

ということになります。


ちなみに、優遇金利には大きく分けて2種類あります。

当初期間優遇タイプ

全期間優遇タイプ

の二つです。

この二種類について簡単にお伝えすると、

当初期間優遇タイプは、3年や5年や10年といった一定の期間、大きい優遇金利を受けられます!

が、その期間後の優遇金利の振れ幅が下がってしまいます。

対して、全期間優遇タイプは、優遇金利はそこまで大きくない代わりに、最後までずっと一定です!

どちらのタイプが良いかは、その人の借入金額、返済金額などで異なってきます!

この辺についても別記事でまとめたいと思います!


自身の金利が安くなるかは、この優遇金利が重要となります。

優遇金利は、

・キャンペーンで一時的に優遇金利を高くしてくれる

・その人の属性がいいため、優遇金利が高くなる

・提携の商品などの利用で優遇金利が高くなる

といった感じで、金融機関によって適用方法が異なります。

適用金利

最後に適用金利についてです。

適用金利は、実行金利とも呼ばれます。

適用金利は、

店頭金利 ー 優遇金利 = 適用金利

という仕組みです。

つまり、優遇金利が高ければ、高いほど適用金利が低くなるということです。

各金融機関のHPなどで見る

『当銀行は、0.3%~』

というのは、店頭金利からマックスの優遇金利を引いた適用金利ということになります!

ただ、最も金利が安くなる適用金利にするためには、属性がよかったり、勤続年数が長い、勤め先が良い会社といった条件が必須となってきます。

自身が必ずしも、金融機関の一番低い適用金利を受けられる!というわけではないということを認識しておきましょう!

住宅ローンの借入金利の決まり方

ここで改めて住宅ローンの借入金利について再確認したいと思います!

自身の住宅ローンの決まり方は

店頭金利 ー 優遇金利 = 適用金利

となります。

つまり店頭金利に関して、どれだけ優遇金利を受けられるか?

が、重要となってきます。


ただ優遇金利については、借り入れる人がどのくらい信用できる人なのか?

となってきます。

これについては、審査をする金融機関(保証会社)の審査する部署によって異なります。

様々な種類の優遇金利

優遇金利には、

多くの場合が、審査する方をスコアで計算し、その上に判断することが一般的です。

例えば、上場企業に勤めている、公務員の方

というのは、審査する上で優遇されやすいです。

逆に、ものすごい稼いでいても、経営者は審査する上であまり優遇ないです。

というのも、経営者というのは、収入が不安定であるため、年収が良いからと言ってものすごい金利が優遇される!

というわけではないので、注意しましょう!

また、勤続年数が長い方も優遇されやすい傾向があります。


一般的な住宅ローンでは、住宅の性能で優遇されるというのはそこまで多くはないのですが、

フラット35の場合は、一定の条件を満たした優良住宅であれば、優遇金利を受けられます。

他にも、

・公共料金の引き落とし口座や給与振込口座を指定金融機関の口座に変更する

・クレジットカードを保有しているか、作成する

・基本的な手続きをオンラインで行う

といった金融機関が提示している条件を満たすことで優遇金利を受けることができます。

住宅ローン選びは、金利のみで判断しない

金利について、基礎的なお話をさせていただきました。

住宅ローンの借り入れをする場合は、優遇金利をできる限り高くするのが、大きなポイントになります。

ただ、金利が安いからと言うだけで、住宅ローンを選ぶのはおすすめできません。


というのも、住宅ローンを決める際、団体信用保険(団信)に加入が必須です。

こういった保険について、金利上乗せでオプションなどが付けられます。

そういったオプションですが、金利に関係なしでついてくる住宅ローンもあれば、金利を0.1%上乗せしないといけない住宅ローンもあります。

また、金利がちょっと高くても、事務手数料や保証料などトータルで見た時、実はこっちの金融機関の方がお得だった!

なーんてことは、あるあるです!

住宅ローンを決める際は、オプションや諸費用など総合的に判断するようにしましょう!

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、

住宅ローン 店頭金利や実行金利って!?

というテーマでお話しさせていただきました。


住宅ローンを利用する上での金利の基礎知識になりますが、意外と理解していない方は結構多いです。

しっかり、店頭金利は何を表しており、優遇金利がどのくらいで、適用金利がどうなっているか、それぞれの用語の意味を理解したうえで、判断するようにしましょう!

意外と、不動産営業マンも詳しく教えてくれなかったりするので、自身でも基礎知識はつけておくようにしましょう!


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近年は大変多くの情報に溢れています。

相談する場所はいっぱいありますが、いきつくところポジショントークになってしまうことがほとんど。

営業マンの言葉をそのまま鵜呑みにしていませんか?

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