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リフォームの見積の裏話~お客さんには見えない予備費が含まれている!?~

昔、内容変更の見積もりを作りすぎて、結果どれが正規かわからなくなって、お客さんと一緒に本物の見積書を捜索した覚えがあります。

作成した見積書データいっぱいあると、本当にわけわからなくなるんですよね・・。

どーも、Ponchaです!('ω')

お客さんからこのリフォームの見積って適正ですか?

というご質問を受けることが良くあります。

素人の方がリフォームの見積金額が高いのか、安いのかは判断するのは正直難しいです。

ぶっちゃけプロの方でも見積書をパッと見ただけでこれは高い、これは安いと判断が難しいんです。

会社の規模などでも見積金額は変わってしまいますからね!

また見積もりには、実は予備費というのが含まれていることがあります。

ということで今回は、

リフォームの見積の裏話、予備費って何!?

というテーマでお話ししたいと思います!

リフォームの見積書に予備費なんて存在しませんが、実は予備費というものを組み込んでいることが多かったりします。

実際どんなものかご説明したいと思います。

自身で運営しているブログkらそのまま転用しております!
今回はこちらの記事!
https://ponchablog.com/2022/12/30/%e3%83%aa%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae%e8%a6%8b%e7%a9%8d%e3%81%ae%e8%a3%8f%e8%a9%b1%ef%bd%9e%e3%81%8a%e5%ae%a2%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%8c%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%aa%e3%81%84%e4%ba%88/


参考にこちらの記事もどうぞ!

リフォーム見積一括サイトって利用した方が良い?~正直あまりおススメできない?~

和室から洋室にするリフォームの費用ってどのくらい!?~リフォーム費用と日数~

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リフォーム工事前に代金って支払うの?~分割で支払うリフォーム代金~


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見積の金額は、ゆとりをもって作成している

会社を運営する以上、利益を生まなければなりません。

営業の方々は、会社で決められた利益を取るため、

リフォーム代金+利益代

でお客様に見積書を提出します。

これは、まあ当たり前の話ですね。

問題は見積書の内容ですね。

工事というのは、新築でもリフォームでも実際作業をしてわかることがあり、予測不能な出来事が日常茶飯事のように起きます。

特にリフォームの場合は当時の設計の情報などない状態で作業しないと行けなかったりするため、実際に壊してみないとどうなっているかわからない!

ということが良くあります。

そのため実際に作業した時、想定できなかった作業が発生することがあります。

そうした場合は、追加の費用が掛かってきます。

これは想定できなかった内容の工事ですので、お客さんに説明をして追加費用をもらう必要があります。

ただ、未然に知ることができた内容などについては、追加請求は原則行えません。

ちゃんと確認すれば分かったことですからね。

とはいえ、お客さんに追加請求はできなくても、追加でかかってしまった工事の費用は、職人さん達に支払わなければなりません。

そうなると、もともと想定していた利益を削り、その分を追加費用にあてる必要があるわけなんですね。

ここができる担当者とできない担当者の大きな違いです。

出来る担当者は、見積もりの段階でしっかりと現地調査を細かく行い、余計な追加費用が発生しないように抜けが少ない見積書を作成しています。

しかし、どんな人に出来る人でもやっぱり人間ですから、ミスをしてしまうことも、抜けてしまうことだってあります。

そのため、見積もりを作成する際に、予備費を見積もりの中に見込んでおくことが多々あります。

見積書の予備費って!?

今お話ししたように、不測の事態に備えてリフォームの見積に予備費を入れていることが良くあります。

リフォームの見積書を見たことがある人は

どこに予備費って項目あったかな?

って思う方がほとんどだと思います。

それもそのはず、予備費なんて項目は見積書に記載してません!

お客さんにはわからないように隠してあります。

だって見積書に予備費なんて項目を書いたら

・予備費って何?

・事前にわからない項目を教えてほしい。

・予備費がかからなかったら返金してくれるの?

などなど、ツッコみどころ満載の項目になっちゃいます。

ですので、この予備費は見積書のいたるところに費用を少しずつ上乗せして、予備費分を作っています。

こういう予備費などを作ると利益と混ざってわかりづらい

という会社さんは、現場経費という項目でドカンと調整していることが多いですね。

ただ、現場経費に予備費分を入れてしまうと、現場経費が異常に高くなってしまうので、ツッコまれちゃうんですよね!

予備費は、ぼったくり?

今の説明だけですと予備費は、

自分の見積の抜けをカバーし、

自社の利益をキープできるような項目

しかもその費用はお客さんがカバー・・。

ぼったくりやん!

って思う方も多いかと思います。

まあ、そう思っても仕方ありません。

私も多くの見積書を見てきましたが、この工事のこの項目には予備費が含まれているんだろーなーと見て取れることがあります。

極端に費用が高い場合は指摘しちゃうこともありますね・・。

予備費をつくらざる得ない会社の仕組み

本来は、見積書に予備費を入れるのは宜しくありません。

ただ、予備費を作っておかないといけない理由があり、これはリフォーム会社の仕組みも関係してきます。

大手リフォーム会社になればなるほど、会社で定めている利益を削るというのは、大変な事態です!

先ほどお話ししたように、自身のミスで抜けがあった場合は、基本追加費用はもらえません。

そうなると会社の利益を削るしかありません。

予定していた当初の予定の利益を削る場合、会社の上司の上司の上司ぐらいまで承認が必要な書類を提出しなければいけません。

自業自得なんですけどね・・。

この手続きが大変なうえ、その理由やそれなりに怒られたりします。

そういったことが起きないように、予備費を作り、万が一ミスが発生しても会社利益を削らなくても良いようにしているわけなんですね。

しかも予備費を使わなければ、利益として計上されます。

会社や担当者としては万々歳です。

しかし、自分のミスをカバーするために、お客さんから必要以上の金額をもらう!

というのは、正直どうなのかな?と思います。

予備費は、必ずしも悪いわけじゃない!?

もう少し予備費について踏み込んだお話をしたいと思います。

お客さんの中には、1円でも安くしようとめちゃくちゃ値引き交渉をする方がいます。

決して悪いことではありませんが、あまり金額を値引きしすぎると、追加費用が多くかかってしまう可能性があります。

冒頭でもお話ししたように、最低限の利益は必要です。

しかし、その利益分をちゃんと確保されていれば、多少の追加工事が発生してもサービスで作業をしてくれることがあります。

・工事中に予想できなかった工事が発生してしまった

・工事中に追加でちょっとした棚を付けたくなった

などなど。

見積書に記載されていない工事が発生すれば、当然追加費用が必要となります。

しかし、予備費があればその辺の費用を賄うことができます。

つまり本来発生する追加費用を無しで、サービスで行ってくれることがあります。

予備費を最初から見積書に入れている時点でどうなのか?というお話ですが、追加費用などをサービスで行ってくれるとなると、お客さんの気持ち的に得した気分になりますよね。

もともと、お客さんからもらっている費用から出しているので、別に得をしているわけじゃないんですけどね・・。

ただ、値引き交渉をし過ぎてしまうと、最初から利益自体がぎりぎりになってしまう為、ちょっとした作業であっても追加工事が発生すると追加工事として請求されます。

高額な予備費を組み込むのはNGですが、多少の予備費を見込んでおくことは、個人的にはありだと思っています。

というのも私もリフォームをやっていたころは多少なりとも予備費を入れてました!

リフォームの現場では多くの場合、何かしら問題が発生したり、お客さんからの急な要望や追加が発生します。

その都度、

現場を止めたり

見積を提出し、お客さんの回答を待っていると、

工程が狂ったり、職人さんの出戻りなどが発生してしまいます。

そうなると余計追加費用が掛かることがあります。

そういったことを円滑に行うために予備費を作っておくことで、

・不測の事態

・お客さんの追加作業が発生

しても、そのまま現場に反映することができます。

また、現場の予算に多少余裕があると、担当者も職人さんにもゆとりができることが多いです。

現場全体に余裕ができると、お客さんの急な要望、追加工事などが発生しても、うまく調整できます。

予備費は、今より更なるサービスを提供できるための費用となるのが理想です。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は、見積書の裏話ということで、予備費とは?

というテーマでお話しさせていただきました。

一見、予備費ってぼったくりじゃない?

と思う方も多いと思いますが、値引き交渉をしまくり、予備費がなしでかつかつの金額でリフォームを始めると、いざ何かあったり、追加作業が発生するとその分、きっちり請求されます。

見積書を見て予備費があるかどうかわかっちゃうぐらいの金額にしちゃうのは問題ですが、多少ゆとりのあるぐらい余裕を見ておいた方が、結果円滑かつ気持ちよくリフォームを進められます。

とはいえ、何も知らない方がその辺を判断するのは難しいので、一度ご相談ください!

参考にこちらの記事もどうぞ!

リフォームの予算を考える~それぞれのリフォームの金額ってどのくらい?~

リフォーム費用・見積書の見方とカラクリ~金額だけじゃない~

リフォーム見積一括サイトって利用した方が良い?~利用した方がいい人・しない方がいい人~


リフォームを始める際大半の方は不安を抱えています。

本当にこの金額が合っているのか?このプランで大丈夫なのか?この商品以外はないのか?

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