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母の葬儀までのこと①

前回からの続きです。

悲しんでいる暇もなく
すぐに葬儀社の手配をしなければいけません。
なんで葬儀社に電話をしているのか、理解できない状態でした。

その後、一通りの取り調べが終わって
母は警察署へ運ばれていきました。

母がいなくなった家を見回すと
母が台所で夕食を食べた後が残っていたり
炊いたご飯やお味噌汁が鍋の中に残っていたりするのを見たら
涙が止まらなくなりました。

母はまさか、この後自分が倒れて亡くなるだろうなんて
思いもしないで
テレビを見ながら夕食を食べていたんだろうな。。

簡単に部屋を片付けてから
自宅に帰ったのは夜中の1時過ぎ。

それからはもう全く眠れませんでした。

母は最後どんな思いで亡くなっていったんだろう。
辛くなかっただろうか・・・
痛くなかっただろうか・・・
胸が締め付けられるような気持ちに。。

もう早いもので母が亡くなって3週間が経ってしまいました。
風に吹かれた砂のように母はいなくなってしまいました。
やっぱりまだ受け入れられない自分がいます。

母の寿命だったんだ。。とも思いますが
こんな形でのお別れは私にとっては辛過ぎます。
自分の一部をえぐられたような気持ちです。

次に続きます。。



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