【感想】山口周さんのセミナーを受講して

お久しぶりです!

今日は、先ほど

「【15周年記念セミナー】ニュータイプ ~これからの時代に求められる人材になるためには~(講師:山口周さん)」

を受講したのでその感想をメモ的に書いてきます!


<印象に残った内容>
自分の「心を動かすツボを押さえる」ことが今後の行動指針になる

<この発言の背景>

◎「正解」の価値は低く、「意味」の価値は高い
・今の時代はあらゆる問題に対する「正解(解決)」があふれている。
・例えば「洗濯機」「冷蔵庫」「車」
・「洗濯機」は「真冬の厳しい寒さの中の手洗い」という問題を解決し、
・「冷蔵庫」は「食料を長期保存できない」という問題を解決し、
・「車」は「行動範囲の制約」という問題を解決した。
・このように高度経済成長期(1960年代)は問題を「解決する(正解)」価値が高かった。
・そして一度問題の解決方法がわかると「正解」の精度を上げるためにこぞって「機能的(役に立つかどうか)」な価値向上に奮起した。
・「洗濯機」はより汚れが落とせる様になり、「冷蔵庫」より長期に保存が出来るようになり、「車」は広範囲の移動でも耐えれる様になっていった。
・いまやあらゆる問題解決品の機能がレベルアップした。
・そしてその結果、「機能的価値(役に立つかどうか)」の希少価値が薄まった。
・洗濯機も冷蔵庫も車も、機能での差別化は図りづらくなった。
・そんな「問題」も解決し「正解」も溢れている現代に必要なものは「意味があるかどうか」


◎世の中はいま「意味があるかどうか」にお金が集まっている
・最も価値の高い車の1つとして挙げられるのが「ヴィンテージカー」
・決して「最もスピードが出る車」や「最も乗り心地が良い車」ではない
・スピードも乗り心地もそこそこ、燃費も決して良くないが「世界に〇台しかない車」に希少性が発生する(いわゆる「ブランド」も同じ文脈か?)
・「世界に〇台しかない」に機能的価値は一切なく「世界に〇台しかない」という意味的価値があるだけ
・このある種「主観的」価値の需要がここ数年かなり高まっている
・もう1つ例を挙げるならば「レコード」がある。
・2020年に実はアメリカではレコードがCDの売り上げを40年ぶりに上回った。売っているラインナップには一切変化がないにも関わらず。
・「レコード」というヴィンテージ感(意味的価値)がCDの機能的価値(音質が良い等)が上回った
・この「意味」の創出が今後は注目される


◎「意味的価値」の創出は「自分の心のツボを押さえるか」がポイント
・前述したように「意味的価値」は主観によるところが大きい
・主観、つまり「自分がどう感じるか」を1つの判断基準とする
・どうすれば「自分がどう感じるか」というポイントを押さえることができるか
・言い換えると「自分の心を動かすツボを押さえる」ことが第1ステップ
・方法は3つ「旅」「本」「人」
・この3つで景色や文化に触れ、心が動くポイントを書き留め、なぜ?で深掘る。
・心が動く「参照点」を外的環境から引っ張ってくる
・この「自分の心を動かすツボ」が自分をつき動かす動力となり、自分の行動指針となる
・そして結果的に「意味的価値」を創出することになる


<補足>
・多くの「問題」は解決してしまっているものの、だからこそ今度は「問題を見つける力」は希少価値が高くなっている
・その「問題を見つける力」を養うには「違和感に気づく力」を身に付けることも大事
・「違和感に気づく」には世の中の相対的感性を身に付ける
・つまり高品質な接客やエンタメ、生活様式の全く異なる地域や国を旅すると手っ取り早い
(・違うアプローチとしては「前提を疑う力」も大事)
<今後のアクションプラン>
・自分の心を動かしたエピソードを1つ挙げ、動かした要因を特定する
・サーカスの3万円の席に応募する

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