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【アメリカ移住実録#28】誕生日の奇跡!ロッタリーに当たった!!!

第一回はこちらから↓↓

2023年5月

家族構成

  • ポム: 東京のサラリーマン、41歳

  • ポム妻: しっかり者、41歳

  • 長女 ポム子: のんびり、11歳 小五

  • 次女 ポム美: おませさん、9歳 小三


会社がスポンサーとなるグリーンカード申請(=移民ビザ)の取得の第一段階、PERM申請に入ったポムです。
と言っても、会社がスポンサーのグリーンカード申請なので、私はあまりすることがありません。
G社の顧問移民弁護士Kanbaraさんからたまに来るメールにて、PERM申請がちゃんと進んでいるか確認するのみです。今頃、私のポジションの「断る為だけに存在する求人情報」が出回っていることでしょう。
恐怖です。


さて、今日は妻の誕生日です。
ポム家では家族の誕生日には、家族でささやかなパーティーを開きます。
料理を食べて、家族でゲームをして、ケーキを食べてから、最後にプレゼントを渡すのがポム家の誕生日会のおきまりです。
まあ要するに普通の家族の誕生日会なのですが、こうやって今年も健康で家族仲良く年をとることができて嬉しいです。

誕生日会のプログラムが一通り終わった後も、私はまだ一人でお酒を飲んでいました。
そして、私はあることを思い出しました。
「そうだ、今年も『ロッタリー』応募したんだった。一応確認しとこう。」

ここでいう、ロッタリーとはアメリカ政府が毎年実施している宝くじのように抽選でグリーンカード(=移民ビザ)がもらえてしまうプログラムのことです(Diversity Immigrant Visa Program)。ちゃんと要件通り応募した人はもれなく抽選の対象です。日本人であれば高校卒業した人ならほとんど問題なく応募できます。だから、そこのあなたもあなたもあなたも応募しさえすればグリーンカードがもらえちゃうかもしれません。
ただ、当選するかどうかは、完全な無作為抽選です。ロッタリー=宝くじと言われるだけあって、めったなことでは当たりません。
当選確率は1%以下です。
まあ、でも念の為ポム家でも毎年応募しています。

さすがアメリカは移民の国ですね。多様性を維持するためこんな感じで移民を募集するんです。
このロッタリープログラムは、今私がいろいろと苦心しているビザの審査とは『完全に別』に行われています。
考えてみると、アメリカはつくづく不思議な国です。行きたい人にはなかなかビザを与えないのに、こんな感じで宝くじみたいなグリーンカードのバラマキもやってます。
私はビザ取得に苦労しているので、「こんなバラマキみたいにグリーンカードを配るのではなくて、真にアメリカに行きたい人(=ポム)に回してくれないかな。。。。」
なんて思ってしまいますが、多様性(Diversity)を守るって意味ではこういうこともやるべきなんでしょう。いろんな人がいてこその多様性です。

今日は、妻の誕生日にかこつけてワインを空けていました。
少し酔っ払いながらパソコンを開け、確認番号を入れてると、

?ん
?ん
?ん
なんかいつもの画面と違う。。。。
飲みすぎたか?

You have been randomly selected for further processing in the Diversity Immigrant Visa Program……..なになに

!!
ギョエーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
当たってる!!!

当たってる!!!
当たってる!!!

なんと、1%以下の狭き門、まさに宝くじと言われるロッタリーの抽選に当選してしまったのです!!!


ポム: 「当たったーーーーーーーーー!!」
妻: 「???」
ポム: 「ロッタリー当たった!!グリーンカードもらえる!」
妻: 「??? ほんとに?!!! すごい!! ラッキーだね!!」
ポム: 「これで、来年にはアメリカ行けそう!!やったーーー!!」

ワオ!
ワオ!
ワオ!!!!!!!!!

家族みんなで大喜び。
妻の誕生日に、最大級の誕生日プレゼントです。
ラッキーラッキー!
運をたぐり寄せました。

よし、これで来年にはアメリカだ。


普通の地方出身一家、ポム家は本当にアメリカに移住できるのか?????
是非応援よろしくお願いします。

第二十九回へ続く (この話は実録ですが、身バレ防止等の観点から若干のフェイクが入っています)
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第二十九回はこちら↓


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