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上海旅行記

今年のGW後半は上海に行った。会社の同期とふたり旅。
毎度無計画ながら今回はハプニングばかりの旅だったので備忘録を残しておく。

Day1

深夜便で羽田から上海浦東国際空港へ。
3時間弱のフライトで寝てたらあっという間に到着。現地は薄暗く早朝の綺麗な空が広がっていた。

念の為両替はしておいたが、結論から言うと両替しなくても余裕で生きていけた。Alipayは観光客でもクレジットカードを登録するだけで、すぐに利用でき、屋台でもキャッシュレス対応されていたので進んでいるなあ、と実感した。

空港から市街へ行くのにまず手間取った。人に聞くも意外と英語が通用しない。最初はバスで移動しようとしたが、買った券を見るとどうも行き先が違うぽく、Google先生を頼りに日本語中国語変換を繰り返し、払戻しをした。モノレールやバスやメトロやらを彷徨った結果、チャイニーズジェントルマンが「早朝はメトロが一番いいよ」と教えてくれたので、メトロを利用することにした。

3日間乗り放題で45元(安いと思うけど、Alipayだとめっちゃ安く乗れるって後から現地民に聞いたからどうだろう。。)

3days pass
メトロから見える景色

1時間くらいかけて市街に移動。
ホテルに荷物だけ置いてから、散策開始!

まずは新天地に向かった。
着くや否や、上海の大都会さに圧倒された。どこに行っても想像以上に街が綺麗で発展しているなあと感じた。
(コロナ前に北京を訪れたが、街並みが全く異なっていたのでびっくりした)

街並み

日本にもあるらしいレストランで最初の小籠包〜!
ちなみにVPNを利用してもGoogleマップが全然当てにならなかったので、専用アプリをインストールするのがおすすめと後から現地で出会った人に教わった。

それまでは毎回向かった先に目的地がなく、人に聞いてたどり着くを繰り返していた笑
合わせて自分の位置情報もずれていたので、アナログ手法で移動していた。

📍小籠包美味しかったレストラン

📍中国の地図アプリ

そこから少し南下して、古風なカフェに向かった。
このあたりは緑も多く、街並みが綺麗だったので歩いているだけで楽しかった。

📍レトロでおしゃれなカフェ

そこからまた南下して、田子坊に向かった。
旧フランス租界ということもあり、異国文化あふれる雰囲気だった。

田子坊にあるBar

夜は上海タワーの方へ移動し、夜景を見た。
東京よりはるかに大都会すぎて圧倒された。

ブレてる超高層タワー


この時起こったハプニングは駅スキップ事件。

乗り換えで降りたい駅がスキップされてしまう。最初は、「早朝からフル活動してるし疲れてて気づかなかったのかなあ」と話していたがもう一回電車で引き返すと、しっかりスキップされていることが発覚した。笑

あとあと聞くと、中国も祝日で混雑地域は人混みになるから駅を封鎖している、とのことだった。そんなの知らんよー><

その日は初日ということもあり、疲労困憊していたのでホテルに直帰した。

そして本日最後のハプニングが起こる。
帰ってシャワー浴びてベットにダイブすることだけを考えて、帰宅したがエントランスが開かないことに愕然とした。
コンコンとノックしまくったら、奥に人がいて鍵は解除してくれた。(この人いなかったらそもそも入れてないから神様)
「チェックインしたいですー」というとその人は宿泊者だった。

受付には人がいなく、ハウスキーパーに連絡してと書いてあったので電話をかけた。(私のsimは電話番号使えなくて友達は使えたからほんとに助かった、、)
2回ほどかけてやっとつながり、鍵が入ってるキーボックスの暗証番号を教えてくれた笑

ふう〜一件落着。その日はすぐに寝た。

Day2

起きたら11時。疲れすぎ。

かといって急ぐわけでもなく、のんびりメイクしてホテル近くのカフェに寄った。

コーヒーとスコーン♡

コーヒーで目を覚ましてから上海南部にある美術館に足を運んだ。
「The Long Museum」

天井が高くとても開放感のある美術館だった。
10周年の特別展示で「BLOSSOM」をテーマに作品が飾られていた。

この日は思った以上に気温が低く、薄い長袖しかなかったので、近くのショッピングモールに行って、ユニクロで防寒具を調達。
いつでもどこでもユニクロ様様♡

そこから上海蟹を求めて南京路歩道街に行った。
ここもまた大都会で西洋と東洋が混ざったような不思議な街だった。一本道を入ると、中華屋さんが多く並んでおり、行き当たりばったりでお店に入った。

お店の名前は忘れてしまったが、カニ炒飯がとっても美味しかった。
多分この旅行でMVP。

カニチャーハン!

目的の上海蟹も実食できたので大満足。

そこから今日も夜景を見に外灘へ向かった。雨が降ったり止んだりで、駅もクローズされていたので、タクシーを利用した。
南京路から外灘までで大体50元(約1000円)ほど。

外灘は本当に綺麗な場所だった。
川の反対は香港のような高層ビルがキラキラと輝く現代的な夜景なのに対し、外灘側は西洋建築が並びライトアップされている光景は、上海の歴史を物語っていた。

外灘の夜景

夜景を楽しんだ後、豫园老街という場所に行った。
歴史的な中国庭園があり、華やかにライトアップされ、観光客で賑わっていた。

豫园老街

閉園間近だったので建物の中に入る時間はなく、外観だけを見ていたが、中国庭園とは池、石、木、橋、亭などの要素が全て揃って初めて中国庭園と呼ばれるらしい。
これを聞くと、日本庭園との違いも目で見ておきたかったと少し後悔した。

橋で写真を撮っていると素敵な出会いがあった。

ある2人組に写真を頼まれた。片方は中国人の女性の方。もう一人は、オーストラリア人で日本の三茶に住んでいると言う。ここで話が盛り上がり、15分ほど立ち話をした。女性がオーストラリア留学をしていたときに、大学で出会った仲だということが分かった。

いったんお別れをするも、こういう観光地ではその後またすれ違うことがある。案の定、その後2回もすれ違い、最後駅まで一緒に案内してくれた。

私はその道中、女性の方とお話をしていたが英語の発音も綺麗で、仕事の話・留学の話・暮らしている場所の話などいろいろなことを聞くことができた。年齢も近く、すごく刺激を受けたひと時だった。

Day3

今日もホテル近くのカフェをリピートした。
コーヒーも一緒に食べたイチジクのスコーンも美味しすぎて、同じものをオーダーした。

Googleマップにピンを刺そうと思ったが、店がなく「マップにない幻のカフェ」ということで記憶に刻んでおく。

今日は上海ディズニーに行く。
迪士尼駅という駅が最寄駅である。これでDisney Resortを意味するらしい、まじで読めない。

東京ディズニーリゾートの約2倍の大きさがある上海ディズニーは、大人気のアトラクションでさえ待ち時間MAX50分だったので非常に快適に楽しく過ごすことができた。

個人的には、エリアが英語表記と漢字表記があり、その漢字の表現が面白かった。
例えばTomorrow Landが「明日世界」と表されていたり。。

Tomorrow Land

あっという間に時間がすぎ、帰りのフライトが近づいた。
メトロで空港まで向かい、途中の駅から気になっていた中国リニアに乗ることにした。

上海磁浮列車(Shanghai Maglev Train)

開通した頃は通常運行でも最高速度430kmまで加速したそうだが、現在は老朽化の影響もあるのか時速300kmとなっている。
それでもメトロでは30分くらいかかりそうな道中を、リニアでは8分ほどで空港に到着した。

最後に空港で牛肉麺を食べようと心に決めて向かったが、お店はほとんどしまっており、空いていたフードコートで水餃子を食べて飛行機に乗った。

ディズニーで一日中歩き回っていたせいか、爆睡して気付いたら日本に着陸していた。

飛行機から降りて、入国審査まで歩く道でいつも思う。
どんな国に行ってもやっぱり私は日本が大好きだなあって
もちろん他の国のいいところもあるし、日本のいいところだってある。けど、海外旅行をしてどんどん日本を好きになれていることが自分にとっては結構嬉しい。

でも日本では味わえない非日常とかスリルとか想像してないことがたくさん起こる海外旅行は本当に楽しい。また歴史を知っていくと、よりその土地が面白く興味深くなる。毎日がミッションで生きて帰る度にまた次の国に行きたくなる。

今回も本当に素敵な旅でした。一緒に行ってくれた親友にも感謝。

次はどこに行こうかな〜 
…✈️ ((エジプト トルコ ハンガリーとか行きたい



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