読書日記70「スーツケースの半分は」-近藤史恵

地元の本屋で水色のスーツケースが描かれているこの本が目に止まった。水色が好きな自分は水色の比率が高い表紙の本は割と気になってしまう。実際私のスーツケースは水色だ。

旅行に行きたいと思いつつ、まとまった休暇が取れずにいたので、少しでも旅気分を味わえたらと思いつつ読み始めた。スーツケースがタイトルに入っているからにはこのスーツケースで世界一周的な旅をするのだと思っていたが、そうではなかった。このスーツケースは友人間で貸し借りされ、旅ごとに主人公が変わっていく。

本を読んで旅の時の考え方がや行動が普段よりもその人らしさが出る場所なのかもしれないと思った。旅に出たことのある人が余裕があるように見えるのは自分をよく知っているからなのかもしれない。
リフレッシュのためにも、自分を知るためにも旅行に行きたくなった。

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