卒業・修了という歓喜

本日、大学の成績発表があり無事卒業が決まった。今年は必要単位数が少ないため卒業できる確信はあったが、やはり「卒業・修了」という文字は安堵感があるし嬉しいものだ。

今年一年を振り返ると、コロナに見舞われながらも多くの経験をしてきたつもりだし、後退しつつも大きく成長もしたとも思う。その裁定者が自分である以上は、そう信じるしかない。就職活動、恋愛、一人暮らし、アルバイト、インターン、読書、読書会、旅、大学の授業、文学や哲学の勉強、クラシック音楽、映画、そしてnoteなど、興味の赴くままにいろいろ経験した一年だった。これらの経験は、それ自体としてかけがえのない経験であることは確かだが、恐らく「卒業・修了」という晴れ晴れしい結果によって一層彩られている。

ちょうど今、ベートーヴェンの『歓喜の歌』を聴いているが、卒業という歓喜が合間ってまるで天上へ導くような響きを放っている。この先の人生、どれだけ多くの苦難が待ち構えているのか分からないが、こういった数少ない歓喜があるからこそ人生は素晴らしいものなんだと信じたい。とにかく、暫くはこの歓喜の中に身を埋めようと思う。

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