人生の伴侶「ドラえもん」

忙しない日々の中、アニメ「ドラえもん」を観ることはそういった日常から解放される手段の一つになっている。アニメのストーリーを追わずとも、ただキャラクターの声と馴染み深い音楽や効果音に耳を傾けるだけでいい。本当に心地がいい。「ドラえもん」は幼少期に熱中したアニメなので、今それは童心に帰るための媒介になっている。童心はその頃の記憶を蘇られてくれるし、その頃の目線でいま直面している現実を見つめ直させもする。私の遠い記憶とドラえもんは幸か不幸か強固な関係にある。

そんな「ドラえもん」は大人になるとさすがに周りでは誰も観ていない。ただ、ひょんなことから「ドラえもん」をきっかけに仲良くなった友人が一人だけいる。しかも偶然なことに、彼は私の自宅から徒歩3分のところに住んでいたのだ…!家が近いと自ずと交流も増えるので、ここ半年は一緒にテニスすることが習慣になっている。こういう出会いを作ってくれた「ドラえもん」には感謝してもしきれない。

少し脱線したが、こんな感じで「ドラえもん」には長年大変お世話になっている。ドラえもんとはもう20年ほどの付き合いになり、もう伴侶と言ってもいいくらいだが、日常のホッと息をつく瞬間にいつも側にいてくれるのが本当に愛おしい。

20代半ばの大人が「ドラえもん」というのは…みたいな気持ちはありつつも、好きなものは好きなんだし仕方がない!と割り切っている。

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