覚盆

腹を出して寝て、腹を出さずに寝て寝ているうちに腹を出して、寝て、はっきりと朝になっていて、喉が渇いたのではないか?水はコップにありますよ ああ 
あくまでひとりで目が覚めて腹をだして寝て、この子、シャツがもう小さいのではないか? 立っている扉の前とその扉のクリーム色

集合団地の露出した階段で猫を追う幾つかのチームのひとつに属して、袋を被せるのが役目であり、あくまでも遊戯、我々は猫を苦しめる気は毛頭ない、
(ずっと夏の太陽の位置にカメラがあってそこから観ている)

引越しをするボッドが最後に空手の型を披露する同じ広さのリビングで背中の擦りガラスに木が揺れてる

「たしかに、たしかに、」
「素晴らしいものでもなかったですよね、」
(入る店が決まらないし決める気配がない様子でいる)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?