見出し画像

突然の土用干し!今だ!

ちょっと前に赤紫蘇を入れた今年の梅干し、次なる作業は土用干し。

昔から、大阪で一番暑いのは「天神祭りのころ」と言われていまして、例年は天神さんが終わったら土用干し、みたいな段取りです。今年も来週あたりに土用干しをする心づもりでいました。念のため向こう10日のお天気を調べてみたところ、あれま、来週は☂マークはないものの申し分なく☀とはいかず、あんまりよろしくないのね。それに比べると今日から3日間の方がずっとマシ。う~~ん、これはどうしたものか。紫蘇を入れてから10日……

よし、今から干すしかない!

というわけで急きょ梅を干すことにしました。

そうと決まったらザルやら新聞紙やら準備していざ梅を樽から引き揚げます。蓋をあけてみると、はい、無事綺麗な状態です。

清潔な手(使い捨て手袋を使用してもいいけど、ベランダでの作業が非常に暑い)で梅をザル(新聞紙を敷いて樽の蓋を置き、ザル受けにしてね)に揚げます。ここでは重ねてざっくり揚げてください。

私の場合今回は2ザルになりました。ここまでがキッチンでの作業です。もちろん全部ベランダでしてもいいけどこの炎天下、熱中症が怖いです。

さあ、ザルと樽を持ってベランダにGO!

山盛りになった梅を平らに並べます。赤紫蘇は別のお皿に取り分けます。一つずつの作業だけど無心になれるので嫌いじゃないのよ。それにしても暑い!

はい、全部並びました。これで太陽がまんべんなく当たりますね。

半日たつと色が赤くなってきます。そしたらひっくり返してね。省いてもいいけど時々返した方が”梅がザルにくっついて皮が破れる”ことが少なくなるから。破れたら破れたでまあ仕方ないし、いいんですけどね。あまり固く考えないでOK.

赤紫蘇も干します。これは後でゆかり(赤紫蘇ふりかけ)にするの。自家製のゆかりは無添加で美味しいよ。ところで、「ゆかり」というのは三島食品の登録商標®なんですね。そこのところよろしく。

そうそう、赤紫蘇はザルで干すとザルにくっついて後が大変よ。ぜひお皿で。

梅酢もしっかり太陽に当てます。

三日三晩の土用干し」と言われていますが、昔と今では気候が違います。

以前は「梅雨明け十日」で安定していましたが、夜中に今は突然の雨が降るかもしれません。寝ずの番もできないし、怖くて夜露にあてるなんてことはできません。でも、干したザルをそのまま室内に取り込んでは乾きすぎます。そこで私は夜はザルに並べた梅を一旦梅酢に戻して、翌日また並べます。これでしっとり。

後は雨が降らないように天に祈るだけですね~~。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?