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エロすべらない話

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Tinder芸人ぽむが体験したエロすべらない話をまとめました。
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#エッセイ

眠剤遊びで爆睡した話

眠剤遊びで爆睡した話

中島という悪い友達がいた。
その頃、中島は就活がうまくいかないストレスから不眠症になり精神科で眠剤を処方してもらっていた。わたしのツイートで中島のことを知る人は彼のそんな繊細な一面に驚くだろう。わたしは逆だ。この頃はまだ、こんな繊細なやつがあんな傍若無人なやつだとは思っていなかった。
そんな中島とは当時は月1〜2回ほど会っていたと記憶している。ドライブしたり、悪いことをしたりなどセックス以外のこと

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ラブホに男を置き去りにした話

ラブホに男を置き去りにした話

これはわたしが人生で一番Tinderを頑張って回していた時の話である。
その頃は週一か隔週くらいのペースでTinderでやり取りした男と会っていた。固定のセフレが欲しかったのだが、なかなか良い人とは出会えずちぎっては投げを繰り返していた。そもそもTinderである。
Tinderにまともな人間などいないのである。(断言)

わたしは女であるおかげでTinderはイージーモード、つまりはマッチし放題

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ぽむ、お尻の開発に失敗する

ぽむ、お尻の開発に失敗する

中島というセフレがいたのだが、一時期、なぜか中島がアナルセックスに対し多大なる興味を抱いていた時期があった。
中島という奴は散々わたしを抱いておいて、おっぱい派ではなく尻派の男だった。バックでしている時に「ぽむさんて、お尻小さいよね。」と、誉めているのか貶しているのかわからない感想を言ってきたこともある。
「このケツが良い。」とインスタの画面を見せてきたこともあったが、俵万智のように『この尻がいい

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わたしがカラオケの個室で泥酔セックスをしていた頃、友達は名前も知らない男と公園のベンチで将来について語っていた

わたしがカラオケの個室で泥酔セックスをしていた頃、友達は名前も知らない男と公園のベンチで将来について語っていた

言うまでもなく出オチである。

20代前半、わたしはクラブに入り浸っていた。ナンパ目的ではなく、当時はクラブミュージックにどハマりしただ音楽を聴きに行っていただけだったのだが、いつも行っていたクラブがナンパ箱だったらしくそれはもうナンパの嵐だった。
酒を飲みながら壁に寄りかかって音楽を聴いていると、通り過ぎる男たちが品定めするようにつま先から頭のてっぺんまでを舐め回すように見てくるのが気持ち悪かっ

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