マガジンのカバー画像

エロすべらない話

9
Tinder芸人ぽむが体験したエロすべらない話をまとめました。
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

わたしがカラオケの個室で泥酔セックスをしていた頃、友達は名前も知らない男と公園のベンチで将来について語っていた

わたしがカラオケの個室で泥酔セックスをしていた頃、友達は名前も知らない男と公園のベンチで将来について語っていた

言うまでもなく出オチである。

20代前半、わたしはクラブに入り浸っていた。ナンパ目的ではなく、当時はクラブミュージックにどハマりしただ音楽を聴きに行っていただけだったのだが、いつも行っていたクラブがナンパ箱だったらしくそれはもうナンパの嵐だった。
酒を飲みながら壁に寄りかかって音楽を聴いていると、通り過ぎる男たちが品定めするようにつま先から頭のてっぺんまでを舐め回すように見てくるのが気持ち悪かっ

もっとみる
パリピ系のお兄さんとエロいことをしようとしていたら、別人が来た

パリピ系のお兄さんとエロいことをしようとしていたら、別人が来た

その日はTinderでマッチしたドSのIT系サラリーマンと濃厚接触しようとしていたら、IT系の職場で陽性者が出てまじモンの濃厚接触者になってしまったらしく、アポはリスケに。
予定が空いてしまうのも何なので代打として並行してやりとりしていたパリピ系医者と会うことになった。

わたしは基本直ホ(※直接ホテルに集合すること)の女なので今回も直ホを打診したところ、遠隔バイブで遊びたいとのことで近くの書店で

もっとみる
朝の4時、彼の鼻の穴の中は確かに溶けていた

朝の4時、彼の鼻の穴の中は確かに溶けていた

その夏、わたしは荒れに荒れていた。

大好きだった夫が不倫。「あの子を本気で好きになった。」と、訳のわからないことを告げられ、わたしの約3年という結婚生活は幕を閉じた。

歳が10近くも離れ、お世辞にも美人とは言えない女に夫を奪われ女としての自信をすっかり失くしたわたしは、何の楽しみもなく、毎月振り込まれる慰謝料のおかげで増え続ける貯金の残高を見てはただ毎日を屍のように過ごしていた。

ある日ふと

もっとみる